学校法人旭川中央学園 旭川ふたば幼稚園学校法人旭川中央学園小規模保育園ふたばの庭

1975年より旭川市豊岡にて幼稚園を運営しています。
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2歳児と楽しむ食育!親子で作る・味わう・五感で楽しむ食育体験

「食事を嫌がって食べてくれない…」「好き嫌いが多い…」など、2歳児の食事に関する悩みを抱えている親御さんも多いでしょう。食事は、毎日欠かせないものです。子どもが食べてくれないと、ママやパパも疲れてしまいますよね。

しかし、食育を通じて食の楽しさを体験すると、徐々に食べてくれるようになることもあります。ぜひ親子で食育に取り組み、楽しい食事の時間を過ごしましょう。

今回は、北海道旭川市豊岡にある小規模保育園「ふたばの庭」が、2歳からの食育に関する情報をお届けします。親子で楽しめる食育のアイデアや、注意すべきポイントについても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

2歳児からの食育が大切な理由

2歳児はイヤイヤ期が始まる頃で、散らかしたり遊んだりしてママを悩ませがちです。この時期に食育を始めることで、食の大切さや楽しさに加え、マナーやルールも身につきやすくなります。最初は上手くできなくても、繰り返し食育に取り組めば、少しずつ1人で上手に食べられるようになります。

食育とは?

食育とは、さまざまな経験を通じて食に関する知識を深め、健康的な食生活を送る力を養うための教育を指します。幼児期からの食育は、正しい食生活を実践したり、食事中のマナーを身につけたりするのに効果的です。

2歳児の食育が成長・発達に与える影響

2歳からの食育は、子どもの成長や発達に良い影響を与えます。成長期の子どもにとって、栄養バランスの取れた食生活は欠かせません。一方で、スナック菓子の過剰摂取や栄養の偏った食事は、肥満や貧血などの健康リスクを高める可能性があります。

これらを予防するためにも、食育を通じて食の楽しさや興味を育み、食べ物の選び方や調理方法、食材の味、食事の大切さを学ぶことが重要です。こうした取り組みが、自然に偏食を防ぎ、健康的な食生活の基礎作りにつながります。

また、味覚は3歳までにほぼ形成され、8歳までに確定するといわれています。そのため、幼児期にさまざまな食材本来の味を体験し、「食事は楽しい」と感じることで、好き嫌いの少ない子に育ちやすくなります。

食育は、食に関する知識を学ぶだけではありません。例えば、家族みんなで楽しく食事する、食事の際は集中し清潔な環境で食べる、食前に「いただきます」、食後に「ごちそうさまでした」と挨拶するなども食育の一環です。

食育で正しい食習慣を学ぶことで、食べ散らかしや遊び食べを減らし、食の楽しさや興味を深められるでしょう。

2歳児と楽しむ食育①:絵本を活用する

2歳からの食育では、まずは絵本を活用し、食べ物や食べることへの興味を引き出すことから始めましょう。親御さんの中には、「野菜が嫌い」「好き嫌いが多い」「食事に集中しない」「そもそも食べてくれない」など、2歳児の食事に関するさまざまな悩みを抱えている方もいるでしょう。

食をテーマにした絵本の読み聞かせは、「食事は大切なものであり、楽しいことなのだ」と子どもが気づくきっかけになります。少しでも多くの食材に挑戦できるよう、食をテーマにした絵本を取り入れてみてください。

楽しみ方

絵本には、ピーマンやトマトなどの食材をテーマにしたものもあれば、箸やスプーン、挨拶などのマナーを学べるものもあります。

子どもに興味を持ってもらいたいテーマの絵本を読み、実際の食事の場面で「絵本に出てきた〇〇だよ!」「絵本の真似して挨拶してみよう」と声をかけてみましょう。すると、子どもも「食べてみよう」「やってみよう」と挑戦してくれるかもしれません。

上手に食事ができたら、たくさん褒めてあげましょう。成功体験を積み重ねることで、自然に好き嫌いや食事のマナーが身につきやすくなります。

2歳児と楽しむ食育②:一緒に料理の準備を楽しむ

一緒に料理の準備を楽しむことで、子どもは自分が食べているものがどのように作られ、どんな食材が使われているのかを学べます。

さらに、2歳の子どもにとって食材に触れるのは新しい体験です。簡単な料理の準備でも、喜んで積極的にお手伝いしてくれるでしょう。ママにとっても、お手伝いしてもらえると助かりますよね。

また、自分で準備した食材が食事に出てくると、子どもも喜んで食べてくれるかもしれません。遊び食べをしたり、好き嫌いがあったりする子には、ぜひ料理の準備を手伝わせてみましょう。

白菜をちぎる

白菜は柔らかく、2歳児でも簡単に手でちぎれます。葉のみずみずしい香りやシャキシャキ・パリパリとした感触は、子どもの五感を刺激するのにも役立つでしょう。

さらに、指の力の発達を促す効果も期待できます。「これは何の葉っぱかな?」「どんな色をしている?」など、たくさん声をかけることで、子どもの興味が深まるだけでなく、コミュニケーション力の向上にもつながるでしょう。

楽しみ方

  • 白菜の葉を洗い、ザルにあげてちぎる
  • 大きめの葉を使うと子どもがちぎりやすい
  • ちぎった白菜は、味噌汁や鍋、炒め物などに使い、食事に出す

乾物を水でもどす

乾物を水でもどす食育は、見た目の変化を存分に楽しめるので、ぜひ親子で一緒に観察してみましょう。

例えば、わかめや昆布は、乾燥しているときは固い手触りですが、水に戻すと大きくなり、ぬるぬるとした感触に変化します。高野豆腐は、最初は固いのに、水につけるとぷにぷにと柔らかくなります。こうした食材の変化に、子どももきっと興奮するはずです。

おすすめの乾物

  • わかめ
  • 高野豆腐
  • 干ししいたけ
  • 切り干し大根
  • ひじき など

注意点

使う乾物によって、戻し時間が短いものもあれば、長いものもあります。子どもが飽きないよう、ほかの料理の準備と並行するなど、工夫するとよいでしょう。また、乾物をそのまま口に入れると、口の中の水分で膨らみ、窒息のリスクがあります。必ず大人が付き添い、目を離さないようにしましょう。

かぼちゃの種とり

かぼちゃの種取りは、2歳児の食育におすすめです。切る前のかぼちゃは緑色で丸い形をしていますが、包丁で切ると鮮やかな黄色の身が現れます。中にはたくさんの種と、少しぶよぶよとしたかぼちゃのわたがあり、子どもの興味をそそるでしょう。

さらに、スプーンで種を取る作業は、手指の発達を促すだけでなく、スプーンの使い方の練習にもなります。

楽しみ方

かぼちゃを半分に切る

スプーンを使ってわたを取り除く

種・わたを触ってみたり、種の数をかぞえてみる

2歳児と楽しむ食育③:一緒にクッキングを楽しむ

クッキングでは、食への興味や食べる意欲がアップします。調理する前の食材や素材を見たり、触ったりすれば、五感を刺激しながら食べ物への関心を深められるでしょう。

また、食材の名前や料理の工程を自然に学べるほか、「自分で作った!」という達成感を味わえるのも、クッキングのメリットです。

かぼちゃ団子づくり

親子で、かぼちゃ団子づくりを楽しんでみてはいかがでしょうか。かぼちゃ団子の材料はシンプルで、2歳児でも簡単にできます。かぼちゃの素朴な甘さを感じられ、おやつにもぴったりです。また、かぼちゃの色や香り、柔らかさを感じられるため、視覚・触覚・嗅覚を刺激し、食材への興味を引き出せます。

材料(6個分)

  • かぼちゃ 200g
  • 片栗粉 大さじ2
  • 砂糖 大さじ2
  • 塩 少々
  • 油 小さじ1

用意するもの

  • 耐熱容器
  • すり鉢・すりこぎ棒(ボウル、フォークやスプーンでも代用可能)
  • ジッパー付きの保存袋
  • フライパン

作り方

  1. かぼちゃはワタと種を取り除く
  2. 耐熱容器にかぼちゃを入れて、ふんわりとラップをかけて600Wの電子レンジで5分ほど加熱し、触っても熱くない程度に冷ます
  3. すり鉢に(2)、砂糖、片栗粉、塩少々をいれてすりつぶす
  4. 好きな形に丸める(平たくするのがおすすめ)
  5. フライパンに油を入れて弱火で加熱する
  6. フライパンが温まったら、(4)を入れて両面に焼き色がつくまで焼いたら完成

注意

電子レンジ、フライパンを使う工程は大人が対応するようにしてください。食材をしっかり冷まし、火傷しないよう注意しましょう。

おにぎりづくり

おにぎりづくりでは、お米、海苔、具材など、さまざまな食材について学べます。また、鮭や昆布など具材を変えるだけで、バリエーションが豊かになり、バランスの取れた食事につながります。さらに、ラップを使えば衛生面でも安心です。

おすすめのおにぎりの具材

  • 鮭フレーク
  • 昆布
  • しらす
  • ツナマヨ
  • おかか
  • 鶏そぼろ など

楽しみ方

  1. ご飯と具材を混ぜ合わせる
  2. ラップで包み、好きな形に握る
  3. 最後に海苔を巻いて完成

クッキーづくり

クッキーは子どもが大好きなおやつのひとつです。混ぜたり、こねたりと、手指を使う工程も多く、2歳児でも夢中になってクッキングを楽しめるでしょう。

材料(作りやすい分量)

  • 薄力粉 150g
  • 無塩バター 80g
  • 砂糖 大さじ6
  • 牛乳 大さじ2
  • 塩 少々

作り方

バターは室温に戻し、ジッパー付き保存袋に入れてクリーム状になるまでこねる

(1)に砂糖、塩、牛乳を入れて混ぜてから、薄力粉を加えてさらによく混ぜる

(2)を冷蔵庫に入れて、1時間ほど寝かせる

生地を3〜5mmの厚さにのばし、型抜きしたり好きな形に成型する

170°で予熱したオーブンで15分ほど焼いたら完成

ポイント

生地を冷蔵庫で寝かせることで、サクサクとした食感に仕上がるほか、型抜きもしやすくなります。また、ほうれん草、サツマイモを混ぜてお野菜クッキーにするのもおすすめです。

2歳児と楽しむ食育④:小麦ねんど遊ぶ

小麦ねんど遊びは、食育はもちろん、子どもの発達にも良い影響を与える遊びのひとつです。例えば、小麦ねんどを作る体験から始めると、ふわふわとした小麦粉が水を加えることで、ネバネバとしたり伸びたりする変化を楽しめます。

さらに、食紅で色をつけたカラフルな粘土は、子どもの視覚を刺激します。「何を作ろう?」「〇〇を作ってみよう!」といったやりとりを通じて、創造性や自発性が育まれ、集中力や想像力も養われます。

また、上手にできたときに「すごいね!」「上手にできたね!」と褒めてあげることで、達成感も味わえるでしょう。ぜひ、日々の遊びに小麦ねんどを取り入れてみてください。

小麦ねんどの作り方

小麦ねんどは市販でも売られていますが、自宅にある材料で簡単に作れるので、親子で一緒に挑戦してみてください。

小麦ねんどの材料

  • 小麦粉(または、米粉) 100g
  • 水 適量
  • 油 少々
  • 塩 少々
  • 色づけに使うもの(食紅・抹茶・ココアなど) 適量

用意するもの

  • ボウル
  • フタ付きの保存容器

作り方

  1. ボウルに小麦粉を入れて、塩と油をほんの少し入れて混ぜる
  2. 食紅、抹茶やココアの粉末をつけて色をつける
  3. 少しずつ水を加え混ぜ、小麦粉が手につかなくなるまでこねて完成

※ ねんどが乾燥し固くなってしまった場合は、水を少しずつ加えてよくこねると柔らかくなります

保存方法

保存する際は、フタ付きの保存容器に入れて冷蔵庫で保管してください。作ってから3日程度は遊べますが、状態を見ながら処分するようにしましょう。

楽しみ方

伸ばす・ちぎる・引っ張る・丸めるなど、さまざまな形を作ってみましょう。バナナやお団子など、簡単な形に挑戦してみるのもおすすめです。

子どもが集中している時は温かく見守り、完成したら「〇〇みたいだね!」「ねんど、楽しいね!」など、たくさん声かけしてあげると、子どものやる気もアップします。

注意点

小麦ねんどは、食べても安全な材料で作られていますが、誤飲による窒息の危険があるため、遊ぶ際は必ず大人が付き添い、目を離さないようにしましょう。

遊んだ後は、子どもの手の届かない場所に保管し、周囲をしっかり清掃することも大切です。また、小麦粉アレルギーがある場合は、米粉を使用するとよいでしょう。遊んだ後は手をよく洗い、衛生面にも注意してください。

2歳児の食育を楽しむための注意点

2歳児の食育を楽しむためには、以下のポイントに注意しましょう。

  • 空腹を感じる食事のリズムを整える
  • 楽しい雰囲気づくり
  • 子どものペースや成長に合わせる
  • 安全面に配慮する

まずは、おやつや午睡の時間に配慮し、規則正しい食事の時間を意識しましょう。朝・昼・夜と決まった時間に食事をとると、空腹を感じるリズムが整い、偏食や食べ残しの予防につながります。

また、食育では何よりも「食事は楽しい」と感じてもらうことが大切です。食べ物に興味を持ち、「自分でやってみよう」とする子どもの気持ちを尊重しましょう。

最初は上手に食べられなくても、怒ったり厳しくするのは避けましょう。厳しくしてしまうと、子どもは食事するのが嫌いになってしまう恐れがあります。「おいしいね」「〇〇の形みたいだね」などと声をかけながら、家族で楽しい食事の時間を過ごしましょう。

食育の一環としてクッキングを取り入れる際は、安全面への配慮も忘れてはいけません。とくに、包丁や火を使う調理では、必ず大人が付き添い、ケガや事故がないよう十分に注意しましょう。

まとめ

本記事では、2歳からの食育に関する情報をお届けしました。

2歳児の食育では、食の大切さや楽しさ、食事のマナーを学べます。さらに、親子で楽しく取り組むことで、子どもの成長や発達にも良い影響を与えます。ぜひ日々の生活に取り入れて、子どもの食への興味を引き出しましょう。

「ふたばの庭」は、北海道旭川市豊岡にある小規模保育園です。私たちの強みは、第2の家のような感覚で子どもたちに安心感を提供できる環境や関わりがあることです。

発達に合わせた遊びこめるこだわりの園庭が自慢です。保育園見学も受け付けているので、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。

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連携施設の旭川ふたば幼稚園では月に一度就園前のお子さんを対象にした園開放事業として「ふたばっこらんど」を開催しています。対象は、幼稚園に入園していないお子様で、年齢制限はありません。

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