「毎日の遊びでネタが尽きてマンネリ気味…」そんなことはありませんか?
でも大丈夫!身近にある紙コップを使えば、遊びの世界がぐっと広がります。
紙コップは軽くて丈夫で、小さいお子様が触っても安心。そんな紙コップの特性を活かした、好奇心をくすぐる「紙コップ遊び」を北海道旭川市豊岡の小規模保育園「ふたばの庭」がご紹介します。
いつもの紙コップがたちまち楽しいおもちゃに変身!マンネリ打破のヒントになれば幸いです。
目次
1、「紙コップ糸電話」でごっこ遊びを楽しもう!
糸電話を懐かしく感じる方も多いのではないでしょうか?
糸電話ごっこの魅力は、なんといっても「声の不思議」を体験できること。
紙コップと糸というシンプルな道具から、離れた場所にいるお友達の声が聞こえてくる驚きと喜びは、1歳児のわくわく楽しめるあそびです!
「もしもし?」と呼びかけると直接聞くよりも少しこもったような、不思議な響きがして、糸を通して返ってくるママパパの声もいつもとは違う声に聞こえてきます。
糸電話ごっこは、コミュニケーションも楽しめます!「聞こえるかな?」「もしもし、〇〇ちゃん!」と、自然に言葉のやり取りが生まれ、言葉の発達を促すのにも効果的!
糸電話ごっこは、1歳児の好奇心、探究心、コミュニケーション能力を育む、魅力的な遊びです!
紙コップ糸電話の作り方
作り方はシンプル!パパママがつくってあげて、仕上げのシールやペンでの装飾だけお願いしてオリジナル糸電話をつくってくださいね!
【材料】
- 紙コップ 2つ
- たこ糸
- つまようじ
- はさみ
- セロハンテープ
- 装飾するもの(シールやペンなど)
【作り方】
- 紙コップの底に穴を開けます。(2つとも)
- つまようじを半分に切り、両端にセロハンテープを巻きます。(2本とも)
- たこ糸を適当な長さに切り、紙コップの底の穴に通します。
- たこ糸の端につまようじを巻き付け、セロハンテープで紙コップに固定します。(2つとも)
- これで糸電話の完成です!お友達と楽しくお話してみましょう!
糸が絡まったり、首に巻き付いたりしないように、大人がそばで見守れる時に遊んでくださいね!
2、シャカシャカの音が楽しい「紙コップマラカス」
1歳は色々なものに興味を持ち始める頃。
おうちで簡単に作れるマラカスで、親子で一緒に遊んでみませんか?
【材料】
- 紙コップ 2個
- 乾燥マカロニ (お米やどんくりなどなんどもOK!)
- マスキングテープまたはビニールテープ
- 装飾はお好みで(シール・折り紙・ペン)
【作り方】
- 紙コップに乾燥マカロニを入れます。
- もう1つの紙コップで蓋をして、テープでしっかりとめます。
- 装飾はお子様と一緒に、シールやちぎった折り紙を貼ったりペンを使ったり自由に飾り付けを楽しんで!
- あっという間にマラカスの完成です♪
【遊び方】
紙コップマラカスをぎゅっと握り、振ってみましょう。「シャカシャカ」「パラパラ」と、中に入れたものによって違う音が聞こえてきます。
「上手!上手!」「どんな音がする?」と、ママが優しく声をかけてくれると、お子様は嬉しくなって、夢中になってマラカスを振るでしょう。
慣れてきたら、好きな音楽に合わせて、親子でダンスパーティーを開催するのはいかがですか?マラカスを鳴らしながら体を動かすと、ますます楽しくなりますよ。
3、1歳でもハマる「紙コップタワー崩し」
「せっかく積み木を積んでも、すぐに崩しちゃう…」そんな経験はありませんか?実は、1歳頃は、ものを崩す行為はとっても楽しい遊びなんです!
そこでおすすめなのが、紙コップを使ったタワー崩し。材料は紙コップのみ!紙コップなら、当たっても痛くないし、床や家具を傷つける心配もありません。優しい音も魅力的ですよね。
ママパパが紙コップをそーっと3段積み上げます。「できた!見てみて!」とお子様に伝えてみます。興味津々に手を伸ばして、ツン!紙コップは少しの力でも崩れます。「わぁ!崩れたね!」とママが驚いたように言うと、お子様も大喜びしてくれるはず。
紙コップを拾い集めて、ママがまた積み上げます。今度は赤ちゃんが思いっきりツン!
またまた紙コップが崩れます!
でも、何度も繰り返すうち、また、崩れてもまた積み上げれば元に戻るということも、遊びながら自然と理解していきます。
1歳頃からは紙コップのふちだけでなく、底をつかんで持ち、お子さまが並べる・積むなどもできるようになってきますよ。
遊びの中で、指先の感覚や力の加減を育み、集中力も高められる、そんな素敵な経験になることでしょう!
4、「紙コップでいないいないばぁ!」次はどんな顔?
1歳頃は、ママの表情をよく見て真似をするようになる時期。そんな時期におすすめなのが、紙コップで作る「いないいないばぁ」遊びです。
紙コップとペンがあれば、すぐに作れる簡単おもちゃ。ぜひ、親子で一緒に楽しんでみてくださいね。紙コップに色々な表情を描いて、バリエーションを増やしても、遊べます!
【遊び方】
- 紙コップにペンで顔を描きます。
- もう一つの紙コップを重ねて、「いないいない…」
- 紙コップを外して、「ばぁ!」
- これだけで、赤ちゃんは大喜び!何度も繰り返して遊んでくれますよ。
5、「紙コップでぴょんぴょん!」可愛いウサギのおもちゃを作ろう
紙コップで簡単に作れるうさぎのジャンプおもちゃをご紹介します。うさぎ以外にも、カエルや、ロケットなど、いろいろなアレンジができます! 紙コップと輪ゴムで、こんなに可愛いウサギのおもちゃが簡単につくれますよ!ぜひ、おうちで試してみてくださいね。
【材料】
- 紙コップ 2個
- 輪ゴム 2本
- 色画用紙 (白・ピンクなど)
【作り方】
- 紙コップの側面4カ所に、5mmほどの切り込みを入れます。
- 輪ゴムを2本つなげて、1本の長い輪ゴムにします。
- 切り込みに輪ゴムをかけます。
- 色画用紙でウサギの耳や目を作り、紙コップに貼り付けます。
- マジックで目や鼻を描いて、ウサギの顔を作りましょう。
- もう1つの紙コップの上に、輪ゴムをかけた紙コップを重ねて、そっと手を離すと…ピョン!とジャンプします。
6、口の運動にもなる!ストローを吹いたら「紙コップから猫ちゃん」
旭川市豊岡にある小規模保育園「ふたばの庭」でも、紙コップ遊びを楽しみました!この紙コップ遊びは、口の運動にもなります!完成した後は、ストローに息を吹き込むと猫ちゃんが登場!袋が大きくなるのが「見てー!」と何度も見せてくれました!まだ膨らませない子も一生懸命息を吹きかけていて、とっても可愛かったです。
アレンジはいろいろで袋をおばけにしても楽しめます!ママパパも一緒につくって一緒に楽しんで下さいね!
【材料】
- 紙コップ 1個
- ストロー 1本
- ビニール袋 1枚
【作り方】
- 紙コップの下の方にストローを差し込む用の穴を1つ開けます。
- 穴にストローを差し込み、飲み口が少し出るようにします。
- ビニール袋と紙コップにシール・画用紙・油性ペンで自由に装飾します。
- ビニール袋の口をストローの飲み口に巻きつけ、セロハンテープでとめます。
- ストローとビニール袋を紙コップの中に押し込めば、準備完了!
まとめ
今回は、身近な紙コップを使った、1歳児が夢中になる遊び方をご紹介しました。どれも手軽に作れるアイデアなので、ぜひ紙コップ遊びをたのしんでください。
紙コップは、軽くて安全、そして加工しやすいのが魅力。いつもの遊びに飽きてしまった時や、雨の日のおうち遊びにもぴったりで、遊び方は無限大!
ぜひ、この記事を参考に、親子で一緒に紙コップ遊びを楽しんで頂けると嬉しいです。
旭川市豊岡にある小規模保育園「ふたばの庭」では遊びは学びだと考えています。第2の家のような感覚で子どもたちに合わせた遊びから、成長をサポートしています。
自分たちで作り上げる園庭は「ふたばの庭」の自慢ポイントです。
保育園見学も行っているので、お気軽にお問合せくださいね!
見学予約はこちら連携施設の「旭川ふたば幼稚園」では月に一度
就園前のお子様を対象にした園開放を行っています!
連携施設の旭川ふたば幼稚園では月に一度就園前のお子様を対象にした園開放事業として「ふたばっこらんど」を開催しています。
対象は、幼稚園に入園していないお子様で、年齢制限はありません。
園庭遊びやごっこ遊び、製作など日程によって体験できる内容が異なるため、興味のある内容がございましたらお気軽にご参加ください。
ポイント①こだわりすぎた園庭
ポイント②室内遊具も工夫がたくさん
遊具がいっぱいの園庭・ホールで自由に遊んだり、その時に流行っているもの、参加者に合わせた遊びをします。
園庭、室内、教室など幼稚園内を自由に遊べますよ。ご参加、お待ちしております!
園開放について※旭川ふたば幼稚園のウインドウが開きます