「1歳児とのふれあい遊び、どんなものが良いの?」「スキンシップは大切って聞くけど、具体的にどんなメリットがあるの?」そんな疑問をお持ちのママやパパも多いのではないでしょうか。
忙しい毎日の中で、ついつい後回しにしてしまいがちな「ふれあい遊び」。でも、実は子どもの成長にとって、そして親子の絆を深める上で、とても大切な遊びです。
今回は、忙しくても簡単にできるふれあい遊びを、北海道旭川市豊岡の小規模保育園「ふたばの庭」がご紹介していきます。
だっこしながらゆらゆら、床の上でゴロゴロ、くすぐり合いっこでキャッキャするのも十分ふれあい遊びです。この記事が毎日のふれあい遊びの参考になれば嬉しいです。
目次
実はこんなにすごい!ふれあい遊びとは?
ふれあい遊びとは、歌やリズム、スキンシップを通して、子どもが周囲の大人や友達とコミュニケーションを楽しむ遊びです。知っている方も多い、わらべうたもふれあい遊びの1つです。
ここがすごい1:子どもの心と体の発達をグーンと後押し
ふれあい遊びは、子どもの心と体の発達をサポートしてくれると言われています。まず、親子の温かい触れ合いを通して、子どもは安心感と愛情を感じ、感情が安定しやすくなります。また、歌や手遊び、体を使った遊びなど、様々な刺激を通して五感を刺激し、脳の発達を促します。体を動かす遊びは、運動能力やバランス感覚を向上させるだけでなく、言葉や表情を使ったコミュニケーションを通して、言語能力や表現力を育みます。そして、一緒に遊ぶ中でルールを守ることや、相手の気持ちを考えることを学ぶことで、社会性を育む第一歩を踏み出すことができるのです。
ここがすごい2:親子の絆をギュッと深める
親子の絆を深める魔法のような時間です。スキンシップを通して愛情ホルモン「オキシトシン」が分泌され、親子の愛情をより一層深めます。また、遊びに夢中になることで、親も子も日々のストレスから解放され、心身ともにリラックスできます。一緒に笑い、楽しむ時間は、かけがえのない思い出となり、親子の絆を強く結びつけるでしょう。
定番の歌遊び・手遊びふれあい遊び
1歳児が夢中になること間違いなしの、定番の歌遊び・手遊びふれあい遊びを4つご紹介します。紹介する中には、懐かしいと感じる歌もあるのではないでしょうか。
歌や手遊びを通して、お子さんとの絆を深め、心身の発達を促してくださいね!
①笑い声が止まらない「きゅうりができた」
「きゅうりができた♪ きゅうりができた♪」という歌に合わせて、子どもをきゅうりに見立てて楽しく遊ぶふれあい遊び。お子様を仰向けに寝かせ、足を持って歌いながら、足を左右に優しく揺らします。次に、「塩ふって、パッパッパ」と歌いながら、お腹や背中を優しくリズミカルに叩きます。「いたずりキュッキュッキュ」と歌いながら、両手でお腹をくすぐってあげましょう。そして、「包丁でトントン」と歌いながら、手でトントンと切る真似をします。最後に、「いただきまーす!」と歌いながら、くすぐったら、最後は「ごちそうさまでした!」でぎゅっと抱きしめてあげましょう!
この遊びはくすぐったさも加わり、子どもが笑顔になること間違いなし!向かい合って座ったり、うつ伏せで楽しんだりとアレンジを加えて飽きがこないようにスキンシップを深めていってくださいね。
②さまざまな触覚を楽しむ「ラララぞうきん」
「ラララぞうきん」は、歌に合わせてお子様をぞうきんにみたてて縫う、洗う、絞る・畳むなど変化をつけながら体を優しく触れるふれあい遊びです。ママの指先が魔法の針になり、お子様の体をツンツンしたり、洗うときはまるで洗濯しているみたいに、両手や足を優しくこすったり…。触覚を刺激し、ママパパの優しい歌声と触れ合いで、お子様はきっと笑顔になるでしょう。
③全身で楽しむわらべうた「おふねがぎっちらこ」
「おふねがぎっちらこ」は、船が波に揺られる様子を歌と体で表現する、親子で楽しめるわらべうたです。
お子様をママパパの足の上に向かい合わせで座らせて、両手を繋ぎます。そして、「おふねがぎっちらこ〜♪」と歌いながら、お子様の体を前後に優しく揺らします。
ママパパの足の上の、楽しい航海にお子様を連れて行ってあげてくださいね!
④「絵本の世界」を飛び出して!ふれあい遊びで楽しもう。
絵本を読み聞かせると、子どもたちは物語の世界に入り込み、登場人物になりきったり、一緒に歌ったりしたくなりますよね。そんな時は、絵本をきっかけにふれあい遊びを始めてみましょう!
例えば、「いないいないばあ!」の絵本なら、一緒に顔を隠したり見せたりして、絵本の中の主人公になりきったり、乗り物が出てくる絵本なら、ママやパパの膝の上に乗って「ブッブー!」とドライブごっこを楽しみましょう。
絵本の世界を再現することで、子どもたちは物語をより深く理解し、楽しむことができます。ぜひ、お気に入りの絵本を使って、親子でふれあい遊びを楽しみ、思い出に残る時間を過ごしてくださいね!
体を使ったふれあい遊び
体を思いっきり動かせる遊びを楽しみたい!と思うことはありませんか?
そんな時におすすめなのが、体を使ったふれあい遊び!
具体的な遊び方を3つ紹介していきます。
体を動かすことで、心も体もリフレッシュできますし、親子の絆も深まりますよ!
⑤ワクワク探検「トンネル遊び」
1歳頃は好奇心旺盛な時期!そんなお子様にぴったりの遊びが「トンネルくぐり」です。ママやパパの足がトンネルに変身!くぐるたびにワクワクドキドキ、まるで探検気分が味わえます。
遊び方はとっても簡単。ママやパパが足を広げてトンネルを作り、「いないいないばあ!」と声をかけてお子様を誘います。そして、「ばあ!」と同時にトンネルの向こうから顔を出して、お子様を迎えましょう。
トンネルをくぐっている途中に、優しく足でお子様を挟んであげると、スキンシップにもなって大喜び!
トンネルくぐりは、全身運動なので、筋力やバランス感覚を育む効果も期待できます。さらに、ママやパパと触れ合いながら遊べるので、親子の絆を深める良い機会にもなります。
アレンジとして、壁を使って片脚をあげて大きなトンネルを作ったり、お馬さんのポーズでトンネルをつくったり、いろいろなトンネル遊びを楽しんでください。
⑥「しっぽ取りゲーム」で元気いっぱい体を動かそう
1歳を過ぎると、歩くのも上手になってきますよね!今回は体をたっぷり動かせる「しっぽ取りゲーム」です。
ハンカチやタオルをズボンに挟んで、いざ、しっぽ取りゲームの始まり!ママパパが鬼になって、お子様のしっぽを追いかけましょう。
「待て待て~!」「つかまえた!」と、声をかけながら追いかけっこをすることで、楽しみながら体をたくさん動かせます。
慣れてきたら、お子様が鬼役になって、ママパパを追いかけてもらいましょう!役割を交代したりしながら、親子で一緒に楽しめるのも魅力です。
⑦「飛行機ブーン」でバランス感覚を育てよう
体幹を鍛え、バランス感覚を養うふれあい遊びです。
ママパパが仰向けに寝転がり、膝を立てます。お子様の脇の下をしっかり支えながら、ママパパの脚の上に乗せたら、準備完了!
「飛行機ブーン!」と声をかけながら、ゆっくりと足を持ち上げ、お子様を飛行機に乗せてあげましょう。左右に揺らしたり、高さを変えたり、お子様の様子を見ながら楽しんでくださいね。
ママパパにとっても、左右に揺らしたり、高さを変えたりすることは、とてもよい運動になりますよ。ぜひ、親子で一緒にふれあい遊びをたのしんでくださいね。
まとめ
この記事では、1歳頃のお子様におすすめのふれあい遊びを7つご紹介しました。どの遊びも、お子様の心と体の発達を促し、親子の絆を深めることができます。
ふれあい遊びは、特別な道具や場所は必要なく、ほんの少しの時間でも、子どもと向き合い、心を通わせることができます。忙しい日々かと思いますが、ふれあい遊びを取り入れて、親子の絆を育んでいってください。
この記事を読んでくださったあなたと、大切なお子さまが、ふれあい遊びを通してたくさんの笑顔と幸せな時間を過ごせることを願っています。
旭川市豊岡にある小規模保育園「ふたばの庭」では遊びは学びだと考えています。第2の家のような感覚で子どもたちに合わせた遊びから、成長をサポートしています。
自分たちで作り上げる園庭は「ふたばの庭」の自慢ポイントです。
保育園見学も行っているので、お気軽にお問合せくださいね!
見学予約はこちら連携施設の「旭川ふたば幼稚園」では月に一度
就園前のお子様を対象にした園開放を行っています!
連携施設の旭川ふたば幼稚園では月に一度就園前のお子様 を対象にした園開放事業として「ふたばっこらんど」を開催しています。
対象は、幼稚園に入園していないお子様で、年齢制限はありません。
園庭遊びやごっこ遊び、製作など日程によって体験できる内容が異なるため、興味のある内容がございましたらお気軽にご参加ください。
ポイント①こだわりすぎた園庭
ポイント②室内遊具も工夫がたくさん
遊具がいっぱいの園庭・ホールで自由に遊んだり、その時に流行っているもの、参加者に合わせた遊びをします。
園庭、室内、教室など幼稚園内を自由に遊べますよ。
ご参加、お待ちしております!
園開放について※旭川ふたば幼稚園のウインドウが開きます