学校法人旭川中央学園 旭川ふたば幼稚園学校法人旭川中央学園小規模保育園ふたばの庭

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【1歳児との室内遊び】スズランテープを活用したアイデアを紹介

1歳のお子さんがいて、家にある身近なものを使って一緒に遊びたいと考えている保護者の方もいるでしょう。しかし、お子さんが小さいうちは安全面の観点から遊びに使うものにも注意を払わなければなりません。そんなときにおすすめなのが、スズランテープです。

今回は、北海道旭川市豊岡にある小規模保育園「ふたばの庭」の保育士が1歳のお子さんと一緒に楽しめるスズランテープ遊びのアイデアを紹介します。自宅での遊び方に悩んでいる保護者の方は、参考にしてくださいね。

1歳児と遊ぶときにスズランテープがおすすめの6つの理由

スズランテープが1歳児との自宅での遊びにおすすめなのは、以下のような理由があります。詳しく見ていきましょう。

1、安全で扱いやすいから

スズランテープは軽くて柔らかい素材でできているので、1歳児が触ったり引っ張ったりしても安全です。角や硬い部分がないため、ケガの心配も少なく、保護者としても安心して遊ばせられるでしょう。

2、感覚を刺激できるから

スズランテープのサラサラとした質感やカラフルな色合いは、1歳児の五感を刺激するのに役立ちます。特に手で握ったり、引っ張ったりすることで触覚を楽しむことができるため、手指の発達にもよい影響を与えてくれるでしょう。

3、色や形を楽しめるから

スズランテープはさまざまな色があるため、子どもが色に興味を持ち始める年齢にぴったりなアイテムです。また、テープを丸めたり、切ったり、広げたりすることで、形の変化も楽しめます。こうした活動を通じて、色彩感覚や空間認識を育むことが期待できます。

4、創造力を引き出せるから

スズランテープは自由に引っ張ったり、丸めたりすることができるため、1歳児の想像力や好奇心を刺激してくれるでしょう。テープを使って簡単な工作や飾り付けをすることで、親子で一緒に楽しい時間を過ごせるため、子どもの創造力を引き出す効果も期待できます。

5、安価で入手しやすいから

スズランテープは文具店やホームセンター、さらには100円ショップなどで、手頃な価格で購入できるという特徴があります。サイズや長さも豊富で、1巻きあれば十分な量を確保でき、繰り返し遊びに使うことができるでしょう。

6、お片付けが簡単だから

スズランテープは遊んだあとの片付けが楽という魅力があります。テープ自体は軽くて長さがあるため、広げて遊んだあとでも巻き取るだけで元の形に戻しやすいです。また、ブロックやおもちゃのように散らかっても場所を取らず、小さなカゴや袋に入れておけばすっきり収納できます。

1歳児におすすめ!スズランテープの遊びのアイデア5選

1歳児におすすめ!スズランテープの遊びのアイデア5選

1歳児と遊ぶのにスズランテープがおすすめな理由がわかったところで、続いてはスズランテープの遊びのアイデアを紹介します。

1、色あて遊び

赤や青、黄色など、いろいろな色をしたスズランテープを使います。お子さんに「赤いテープどれかな?」などと質問して、その色を指さしてもらう色あて遊びをしましょう。

まだ言葉が難しい場合は、親が色を教えてあげてもOKです。色を覚えながら、楽しく遊ぶことができますよ。

2、引っ張り遊び

スズランテープを適当な長さに切り、端っこをお子さんに持たせてみましょう。お子さんがテープを引っ張ることで、長く伸びたり、ピンと張ったりする感覚が楽しめます。

テープが軽いので、安心して遊べますし、手で引っ張ることで手の力がつくいい運動にもなるでしょう。

3、カーテンくぐり

スズランテープをたくさん束ねて、ドアや家具にかけてカーテンのようにします。そうすると、お子さんはスズランテープでできたカーテンをくぐったり、触ったりして遊べますよ。

ふわふわのテープが体に当たる感触やくぐり抜ける動きが楽しく、身体全体を使って遊ぶことで運動能力が鍛えられるかもしれませんね。

4、忍者ごっこ

事前に廊下の壁や廊下に置いてある棚などに、スズランテープをあらゆる方向へと貼りめぐらせておきます。

そのすき間を、お子さんに忍者のように跨いだりくぐったりしてもらいましょう。高さを変えたり、ジグザグにしたりすることで室内でも思いきり身体を動かして遊べますよ。

5、お片付けごっこ

遊びのあとに、スズランテープを片付けるのも楽しい遊びに変えてしまいましょう。テープをくるくる巻く動きを親子で一緒にすることで、手先を使った練習になります。

「誰が一番早く巻けるかな?」と声をかけると、競争のように楽しんで片付けをしてくれるかもしれませんね。

1歳児とスズランテープで安全に遊ぶための注意点

1歳児とスズランテープで安全に遊ぶためには、以下の点に注意するようにしましょう。これらをしっかり守ることで、安心して楽しく遊べるようになります。

誤飲に気をつける

1歳児はまだ何でも口に入れてしまうことがあるので、遊ぶときにはスズランテープを噛んだり、誤って飲み込んだりしないように、常に大人が見守りましょう。

特に遊んでいる途中でテープが短く切れてしまうと、誤飲のリスクが高まるおそれがあります。

そのため、スズランテープで遊ぶ際には、できるだけ長めのテープを使い、口に入れられるサイズの小さな切れ端が出ないように注意するようにしましょう。

絡まらないように注意する

スズランテープは細長い形状なので、遊び方によっては身体や手足に絡まることがあります。

特に1歳児は遊ぶときの動きが予測しにくいので、スズランテープが身体や指に巻き付いてしまわないように注意することが大切です。

あまりにも長くしすぎると絡まりやすくなってしまうため、適度な長さにしておくようにしましょう。万が一絡まった場合は、すぐに大人が外してあげてくださいね。

後片付けがしやすい場所で遊ぶ

スズランテープは軽くて広がりやすいので、遊び終わったあとに散らかってしまうことがあります。そのため、遊ぶ場所は後片付けがしやすいスペースを選ぶようにしましょう。

例えば、リビングや子ども部屋など、片付けがしやすい場所で遊ぶのがおすすめです。テープが広がりすぎないように、カゴや箱を近くに置いて、すぐに片付けられるようにしておくのもよいでしょう。

遊ぶ環境を整えておく

遊び場所が散らかっていたり、周囲に危険な物があったりすると、スズランテープに夢中になっている間にケガをしてしまうおそれがあります。

遊ぶ前に床の上におもちゃや小物が散らかっていないか確認し、転んでも安全な柔らかいマットやラグを敷いておくとよいでしょう。

また、家具の角や尖った部分にはクッションガードを取りつけておくのも安全対策になりますよ。

使い古したテープは処分する

スズランテープは何度も使ううちに、劣化して切れやすくなったり、遊びの過程で汚れて不衛生になってしまったりすることがあります。

遊び終わったあとにスズランテープが傷んでいる場合は、早めに新しいものに交換するか、使い古したテープは処分するようにしましょう。

遊びの難易度を子どもに合わせる

子どもの成長段階には個人差があるため、まだ動きがぎこちない子もいるでしょう。テープを張り巡らせた遊びなどでは、あまり難しい配置にすると子どもが引っかかりやすくなり、ストレスを感じてしまうかもしれません。

そのため、子どもの発達段階に合わせて、適切な難易度に設定して遊ぶようにしましょう。そうすることで、お子さん本人も安全で楽しく遊べる可能性があります。

まとめ

今回は、1歳のお子さん向けにスズランテープ遊びのアイデアを紹介しました。どれも比較的簡単に遊べるものばかりなので、お子さんと一緒に遊んでみてはいかがでしょうか。

また、スズランテープ遊びをする際は誤飲をしたり絡まったりしないように注意して遊ぶようにしましょう。親子で楽しく遊ぶためにも、事前に遊ぶ環境を整えておくことも大切です。

「ふたばの庭」は、北海道旭川市豊岡にある小規模保育園です。私たちの強みは、第2の家のような感覚で子どもたちに安心感を提供できる環境や関わりがあることです。

発達に合わせた遊びこめるこだわりの園庭が自慢です。保育園見学も受け付けているので、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。

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連携施設の旭川ふたば幼稚園では月に一度就園前のお子さんを対象にした園開放事業として「ふたばっこらんど」を開催しています。対象は、幼稚園に入園していないお子様で、年齢制限はありません。

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