学校法人旭川中央学園 旭川ふたば幼稚園学校法人旭川中央学園小規模保育園ふたばの庭

1975年より旭川市豊岡にて幼稚園を運営しています。
保育園、幼稚園として地域に根差した活動をしています。

0166-76-1396受付時間 9:00~18:00

学校法人旭川中央学園 旭川ふたば幼稚園

【1歳児と楽しむひんやり氷遊びガイド】五感を刺激する遊び方

1歳児の五感を刺激する氷遊びを楽しむ際、どんなことに気をつければよいのでしょうか。安全に氷遊びを楽しむための対策や成長を促す効果などもチェックしておきましょう。

そこで今回は、北海道旭川市豊岡にある小規模保育園「ふたばの庭」の保育士が、1歳児の氷遊びのアイデアやおすすめのグッズ、注意点などを解説します。お子さんと氷遊びを楽しむポイントをおさえ、素敵な時間を過ごしてくださいね。

1歳児と氷遊び!始める前に知っておきたいこと

氷遊びは1歳児にとって、ひんやりとした感触を楽しみながら五感を育むことができる遊びです。

初めは氷の冷たさや不思議な感触に驚きや興味を示すかもしれません。氷が溶ける様子を見たり、つるつるした感触を楽しんだりすることで、氷遊びの魅力にどんどん惹きつけられるでしょう。

氷遊びを始める前には、安全に楽しむ方法や子どもへの成長を促す効果などを理解しておくと、より有意義な時間を過ごせます。遊ぶポイントをチェックして、お子さんと一緒に水遊びを楽しんでみてくださいね。

  • 誤飲防止

 小さな氷を誤って口に入れないよう、氷は大きめのものを選びましょう。氷が口に入らないように、見守りながら遊ぶことが大切です。

  • 凍傷防止

長時間氷を握っていると手が冷たくなります。こまめに手をあたためる時間をつくり、手が赤くなったり冷たくなったりしないよう気をつけます。

  • 転倒防止

氷を床に落とすと、滑りやすくなります。床に滑りにくいマットやタオルを敷いておくと安心です。氷が床に落ちたときはこまめに拭くとよいですね。

氷遊びを安全に楽しむためにも、必ずそばで保護者が付き添いましょう。誤飲・凍傷・転倒を防ぎ、安心して遊べるようにサポートしてくださいね。

1歳児の氷遊び、成長を促す効果とは?

氷遊びは、言葉が少ない1歳児にとって、五感を使って楽しめる遊びのひとつです。

・氷ならではの冷たさや感触を通じて感覚が豊かになる

・氷を手でつかむ・動かすなどの動作で手先の発達を促す

・氷が溶ける様子を楽しみ、形の変化に興味を持つ

氷遊びを通じて、「つるつるしてるね」「冷たいね」など感じたことを伝え、お子さんと氷に触れる楽しさを一緒に感じてみましょう。

1歳児の氷遊び、注意すべきトラブルと対策

氷遊びのときに具合が悪くなっても、1歳児は自分の気持ちを伝えることが難しいでしょう。

まず、氷遊びを始める前に、お子さんの体調をしっかりチェックします。体調が優れない様子であれば、無理に遊ばせないようにしましょう。

長時間氷に触れていると体温が下がり、低体温症を引き起こす可能性があります。こまめに休憩を取り、体温を確認することが大切です。

また、氷に触れることで寒暖差アレルギーが起こる恐れもあるため、お子さんが寒さや冷たいものに敏感でないかを確認しておくと安心です。

蕁麻疹などのアレルギーの症状が現れた場合は、すぐに遊びを中止しましょう。症状によっては病院に向かうことも必要です。

1歳児が夢中になる氷遊びアイデア5選

1歳児にとって氷遊びは、新しい感覚の発見や楽しさを学べる貴重な機会です。冷たさや不思議な感触を味わいながら、身体や心の成長を促す遊びを楽しんでいきましょう。

子どもと楽しめる氷遊びのアイデアを5つ紹介します。

1、氷のブロックで触覚遊び

大きめのタライやカップなどに四角の氷や丸い氷を入れて、お子さんに触れてもらいましょう。

氷の冷たさや滑らかな感触に興味を持つかもしれません。

また、氷が溶ける不思議な過程を見て、集中して遊ぶ姿が見られそうです。

2、氷すくい

氷すくいは、取り入れやすいシンプルな遊びです。

氷を水を入れたバケツやトレーに浮かべます。スプーンやおたまを使って氷をすくってもらいましょう。

繰り返し楽しむことで手先の器用さが育まれるだけでなく、集中力を養うことができるでしょう。

3、氷を使ったおもちゃの発掘

大きなトレーにいくつかのおもちゃと水を入れて凍らせておきます。

凍ったら少し氷を溶かしてから、スプーンや粘土用のヘラなどを使って、おもちゃを取り出してもらいましょう。

「どんなおもちゃが出てくるかな」と声をかけながら、一緒に発掘を楽しむとよいですね。

また、おもちゃを取り出す際に道具の使い方に注意が必要です。スプーンやヘラを強く使いすぎると、氷が割れて飛び散ることがあるかもしれません。

お子さんが怪我をしないよう、そばで声をかけながら楽しみましょう。

4、氷を使った色水遊び

水の中に絵の具や食紅色などを混ぜて製氷皿などに入れて凍らせれば、色鮮やかな氷が出来上がります。

氷が溶けると色水が出てきて、色の変化を楽しみながら色彩感覚を育むことができるでしょう。

色水の氷を使って白い画用紙に絵を描いたり、色を混ぜて新しい色を作ったりして遊んでみるとよいですね。

また、水を凍らせるときにストローも一緒に入れておくと、持ち手となって絵が描きやすくなりそうです。お子さんが遊びやすいように、工夫してみてくださいね。

5、塩を使った氷釣り

塩を使った氷釣りは、ユニークな氷遊びを楽しみましょう。

トレーに氷のブロックをおき、タコ糸を垂らして塩をふりかけ、数分待ってから糸を吊り上げてみましょう。糸と氷がくっついて、上に引き上げることができます。

塩をかけると氷の温度が下がり、糸と氷が凍り付いて、くっつく仕組みを活用した遊びです。子どもたちの好奇心をくすぐり、不思議な現象に興味を持ってくれそうですね。

1歳児の氷遊びをもっと楽しむ!おすすめグッズ

氷遊びをより楽しむためのグッズがあると、遊びの幅が広がります。使い方に気をつけながら、取り入れてみてくださいね。

  • 丸や三角などの氷の形ができる製氷皿
  • スプーンや粘土用ヘラ
  • トレーやバケツ
  • プラスチックカップ

グッズを使って氷を凍らせたり、すくったりしてさまざまな遊び方を試してみましょう。また、水鉄砲に水を入れて氷を的にして遊ぶのも楽しいアイデアです。

普段使っているおもちゃも氷遊びを楽しむグッズとして使えるかもしれないので、チェックしてみてくださいね。

1歳児と氷遊びを楽しむためのコツ

ご家庭で1歳児と氷遊びを楽しむためにはどのようなコツがあるのでしょうか。ポイントをチェックして、親子で素敵な時間を過ごしてみてくださいね。

親子で楽しむ!コミュニケーションのポイント

氷遊びの際は、「冷たいね」「氷が溶けてきたよ!」など、積極的に言葉をかけていきましょう。

子どもは遊びながら、保護者とのやり取りを楽しみます。会話を交えながら遊ぶことで、言葉の発達を促進し、親子の絆も深まるでしょう。

写真・動画撮影で思い出を残す

氷遊びの楽しい瞬間を写真や動画で撮影すると、成長の記録として振り返ることができるでしょう。

1歳のときの子どもと一緒に過ごせるのは1年だけです。1日1日が宝物のような日々ですよね。

氷遊びの際もシャッターチャンスを逃さず、笑顔や驚きの表情などを記録しておきましょう。

短時間で切り上げる!無理なく楽しむ

氷遊びは楽しい遊びである一方、冷たさや寒さを感じることもあるでしょう。

長時間遊び続けるのは疲れてしまう恐れがあるので、無理せずに短時間で切り上げるようにしましょう。

遊んだ後はぬるま湯で手をあたためたり、タオルで身体を包んだりするとよいですね。

まとめ

今回は、1歳児と楽しめる氷遊びのコツやアイデアをご紹介しました。

お子さんのペースに合わせて、無理のない範囲で氷遊びの楽しさを感じてもらうことが大切です。

また、氷すくいや氷釣り、色水遊びなどを取り入れ、子どもたちの五感を刺激し、運動能力や発想力などを育めるとよいですね。

氷遊びの中で子どもたちのさまざまな表情がたくさん見れるはずです。写真や動画におさめ、家族の大切な思い出として残しましょう。

「ふたばの庭」は、北海道旭川市豊岡にある小規模保育園です。私たちの強みは、第2の家のような感覚で子どもたちに安心感を提供できる環境や関わりがあることです。

発達に合わせた遊びこめるこだわりの園庭が自慢です。保育園見学も受け付けているので、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。

見学予約はこちら

連携施設の旭川ふたば幼稚園では月に一度就園前のお子さんを対象にした園開放事業として「ふたばっこらんど」を開催しています。対象は、幼稚園に入園していないお子様で、年齢制限はありません。

連携施設の旭川ふたば幼稚園では月に一度就園前のお子さんを対象にした園開放事業として「ふたばっこらんど」を開催しています。

対象は、幼稚園に入園していないお子さんで、年齢制限はありません。

園庭遊びやごっこ遊び、製作など日程によって体験できる内容が異なるため、興味のある内容がございましたらお気軽にご参加ください。

「園開放」について 園開放とは