「2歳の子ども、元気いっぱいだけど、毎日どんな外遊びをしたらいいか悩んでいませんか?」
実は、外遊びは子どもの成長に欠かせない要素がたっぷり詰まっているんです。
そこで今回は、旭川市豊岡にある小規模保育園「ふたばの庭」が、発達を促す外遊びのメリットや、庭・公園・自然の中で楽しめる具体的な遊びのアイデア、さらにはよくある悩みへの対処法までご紹介します。
この記事を読むことで、あなたと子どもが毎日笑顔で外遊びを楽しめるようになるはずです!
目次
2歳児の外遊び、発達を促す4つのメリット
メリット1:体力アップ
外遊びは、走る、しゃがむ、飛び跳ねるなど、色々な動きをするので、子どもの体力アップや運動能力の向上に役立ちます。
散歩や公園遊びは、歩くだけでも体力を使いますし、汗をかくことで健康な体作りにもつながります。
また、外で遊ぶことで気温の変化を感じたり、基礎代謝や自律神経の働きも良くなるなど、いいことづくめですよ。
メリット2:脳を活性化させる
外遊びは、子どもの脳の発達にとっても良い影響があります。
思いっきり体を動かして遊ぶことで、脳が活発になり、集中力も高まります。
また、外で遊ぶ中で危険を予測したり、どうすれば良いか自分で考えたりすることで、判断力や想像力も育ちます。
例えば、遊具の登り方を工夫したり、虫の捕まえ方を考えたり、お友達への声のかけ方を考えたりと、色々な経験を通して脳が成長していきます。
外遊びは体だけでなく、脳もたくさん使うので、子どもの成長に欠かせないと言えるでしょう。
メリット3:生活リズムが整う
太陽の光を浴びて体を動かすことは、体内時計を整えてくれるので、生活リズムが良くなるんです。
規則正しい生活は、脳の成長にとっても大切で、将来的な心の健康にも良い影響があると言われています。
特に小さいうちは、生活リズムを整えることがとても重要です。
メリット4:社会性・コミュニケーション能力の向上
外遊びは、社会性やコミュニケーション能力を育む絶好のチャンスです。
交通ルールを守ったり、お仕事をしている人たちを見たりすることで、社会のルールを学ぶことができます。
また、公園などでは、初めて会うお友達と遊んだり、遊具を譲り合ったり、自分の気持ちを伝えたりする経験を通して、コミュニケーション能力が自然と身についていきます。
外で遊ぶ中で、子どもたちはたくさんの発見をし、人との関わりを通して大きく成長していきます
2歳児と楽しむ【庭遊び】
庭は、2歳児にとって最高の遊び場です。暑い日差しや急な雨、寒い日でも、すぐに家の中に入れるので安心・安全。天候に左右されずに、いつでも気軽に外遊びを楽しめます。ここでは、2歳児が夢中になること間違いなしの庭遊びを3つご紹介します。
1、シャボン玉を追いかけよう!
ふわふわと浮かぶシャボン玉は、2歳のお子さんにとって、まるで魔法のような存在。
2歳のお子さんは、シャボン玉を追いかけたり、手で触って割ったり、全身を使って夢中で遊んでくれます!
キラキラと輝くシャボン玉や、パチンとはじける様子を見て、目を輝かせて喜ぶこと間違いなし!
2歳の小さいうちは、まだ誤ってシャボン玉液を飲んでしまったり、優しく吹くという動作が難しかったりするので、大人がシャボン玉を作ってあげるといいでしょう。
ずっとシャボン玉を吹き続けるのは大変…という方は、自動でシャボン玉が出てくるおもちゃもおすすめです。
安全に楽しむために
- シャボン液は、誤飲や目に入るのを防ぐため、必ずお子様の手の届かないところに置きましょう。
- 遊んでいる間は、お子様から目を離さないようにしましょう。
- 小さな部品を誤飲しないように注意しましょう。
2、水遊びで涼しく楽しもう!
夏は、庭に小さなプールを出したり、じょうろやバケツで水遊びをするのもおすすめです。水に触れることで、触覚が刺激され、涼しさを感じることができます。
2歳の水遊びには、ウォーターテーブルも大人気!少ない水でも遊べるので、準備や片付けも楽ちんです。おもちゃがなくても、プリンカップやプラスチックトレーなど、家にある空き容器を使えば、遊び方は無限大!お子様の自由な発想で水遊びを楽しんでくださいね!
3、お庭キャンプ
テントを庭にたてると絶好の秘密基地に!庭キャンプなら特別な道具は必要ありません。
棒と画用紙を使ってバーベキューごっこをしたりも楽しそうです。
お昼になったら、お弁当箱に詰めて、外でランチタイム。
これだけのことですが、いつもと違うランチタイムに子どもたちは大満足するでしょう。
2歳児と楽しむ【公園遊び】
公園は、2歳児にとってワクワクがいっぱい詰まった冒険の場所!体を思いっきり動かせるだけでなく、お友達との関わりを通して社会性を学んだり、様々な遊具を通して五感を刺激したりと、成長を促す要素がたくさん詰まっています。ここでは、公園で楽しめる定番の遊びを3つご紹介します。
1、すべり台に挑戦!
公園の定番、すべり台は、全身運動になるだけでなく、順番を守るなど社会性も学べる遊具です。2歳頃のお子様は、最初は怖がってうつ伏せで滑ったりしますが、徐々にお座りで滑れるようになったりと、成長を感じられるでしょう。
お子様が安心して遊べるよう、最初は手をつないで一緒に登ったり、横について見守ったりして、楽しく安全にすべり台に挑戦してくださいね。
2、ブランコでゆらゆら、楽しくバランス感覚を身につけよう!
ブランコは、ただ楽しいだけじゃありません!ゆらゆら揺れる感覚を楽しむ中で、バランス感覚や体幹を鍛えたり、ブランコにぶつからないように注意することで危機回避能力を養ったりと、様々な能力を育むことができるんです。順番を待つことで社会性も身に付きます。
ブランコに乗るときは、お子様がしっかりとチェーンを握れるように座らせて、大人は後ろから優しく押してあげましょう。初めてブランコに乗るお子様の場合は、ママやパパが抱っこをして一緒に乗ったり、サポートしながら楽しんでくださいね
また、バスケットシート型のブランコは、一般的なブランコと違って子どもがすっぽり包まれるので、安定感があり、小さなお子様でも安心して乗ることができますよ。
3、砂場で無限の創造性を刺激しよう
砂場は、子どもの五感を刺激し、創造性を育む最高の遊び場です。砂は形を変えたり、水と混ぜて泥団子を作ったり、遊び方は無限大!乾いた砂、湿った砂、泥、温度の違いなど、様々な感触を体験できます。
砂遊びを通じて、砂山が崩れないようにトンネルを掘るにはどうすれば良いか、など試行錯誤しながら考えることで、遊びながら学ぶことができます。
また、砂遊びは想像力も豊かにします。砂でケーキを作ったり、砂場全体を街に見立ててミニカーを走らせたり、お子さんの自由な発想で遊びが広がります。ぜひ、砂場遊びを通して、お子さんの豊かな感性と創造性を育んであげてくださいね。
2歳児と楽しむ【自然遊び】
自然は、子どもの五感を刺激し、好奇心や探求心を育む最高の遊び場です。身近な公園や散歩道には、子どもが夢中になる自然の宝物がたくさん隠れています。ここでは、2歳児と一緒に楽しめる自然遊びを3つご紹介します。
1、どんな虫が見つかるかな?虫探しに出かけよう!
公園は、小さな虫たちに出会える絶好の場所。お子さんと一緒に虫探しをしてみましょう!
花壇では、チョウや葉っぱをムシャムシャ食べる青虫。
土の中には、ダンゴムシが隠れているかも!石をひっくり返して探してみましょう。
草むらでは、バッタやカマキリ、コオロギなど、色々な虫が飛び出してくるかもしれません。
場所によって色々な虫が見つかりますよ。
見つけた虫は、じっくり観察したり、虫かごに入れて観察したりしてみましょう。観察が終わったら、虫たちを自然に返してあげてくださいね。
2、散歩で見つけた石ころで楽しもう
散歩中に見つけた石ころは、子どもの想像力を掻き立てる最高の遊び道具です。集めた石ころで動物の形を作ったり、高く積み上げたり、じっくり観察したり。石ころをご飯に見立てて、ぬいぐるみと一緒におままごとをするのも楽しいですね。お子様の想像力や集中力を育み、自然に触れ合える素敵な遊びです。
ただし、石を投げるのは大変危険な行為です。遊ぶ前に、石を投げてはいけないという約束事を必ずお子様と確認しましょう。また、遊び中は目を離さず、安全に遊べるように注意してあげてください。親子で一緒に石ころ集めを楽しんで、素敵な思い出を作ってくださいね。
3、葉っぱアートで、創作遊びを楽しもう!
公園に落ちている色とりどりの葉っぱは、お子さんの想像力を無限に広げてくれる宝物です。大きな葉っぱでお面を作ったり、摘んだお花と一緒に押し花を作ったり、自然の素材を使って、親子で一緒に素敵なアート作品を作ってみてください。
「この葉っぱは何に見えるかな?」と優しく語りかけながら、お子さんの感性や観察力を引き出してあげましょう。きっと、予想外のユニークな作品が生まれるはずです。
葉っぱを拾うときは、汚れていたり、木を傷つけてしまうような葉っぱは避けてくださいね。そして、作品を作った後は、葉っぱを木の根元などに戻して、自然に感謝の気持ちを伝えましょう。
葉っぱアートは、お子さんの創造性を育み、自然への愛着を深める、心温まる体験になるはずです。ぜひ、親子で一緒に楽しんで、素敵な思い出を作ってくださいね。
2歳の外遊びを安全で快適に遊べる服装選びのポイント
2歳児の元気いっぱいな外遊びをサポートする服装選び、迷ってしまいますよね。ここでは、安全で快適に遊べる服装選びのポイントをご紹介します。
⚫︎長袖・長ズボンで肌をしっかり守ろう
夏でも、薄手の長袖・長ズボンがおすすめです。虫刺されやケガから肌を守り、強い日差しからも守ってくれます。子どもの肌はとってもデリケート。日焼け止めは、SPFやPA値が高いものよりも、たっぷりと塗ってこまめに塗り直すことが大切です。帽子や日傘も活用して、紫外線からしっかり守りましょう。
⚫︎黒い服は避けよう
黒は虫を引き寄せやすい色なので、明るい色の服を選びましょう。特に夏は、ハチやアブなど、刺されると危険な虫も多いため注意が必要です。
虫刺されは、かゆみや腫れだけでなく、感染症を引き起こす可能性もあります。肌に優しい虫除けスプレーを選んでくださいね。また、虫は花の香りが大好きなので、衣類を洗う際はフローラル系の香りの強い洗剤や柔軟剤は避けましょう。
⚫︎アウターは保温性の高いものを
冬の場合、ダウンジャケットやウインドブレーカーは、保温性が高く、風を通しにくいのでおすすめです。
⚫︎インナーは重ね着で調整
インナーは、薄手の服を重ね着することで体温調節しやすくしましょう。
⚫︎夏はインナーシャツ+Tシャツ、
冬はインナーシャツ+Tシャツ+薄手のトレーナーなど、重ね着で調整するのがおすすめです。
⚫︎ズボンは動きやすいものを
ストレッチ素材のズボンなど、動きやすいものを選びましょう。デニムなどの硬い生地は、動きにくく、転んだ時にケガをしやすいため、おすすめできません。
⚫︎帽子は忘れずに
帽子は、日よけや虫除けになるだけでなく、転んだ時に頭を守ってくれるので必ずかぶせましょう。
⚫︎靴はジャストサイズのものを
靴は、動きやすいスニーカーや長靴を選びましょう。サイズが大きすぎると、転びやすくなるので、ジャストサイズのものを選ぶのが大切です。
外遊びをもっと充実させる、とっておきのグッズを紹介
外遊びは何も道具がなくても楽しめますが、もっと外遊びを楽しむため、遊びに飽きてきた方のためのおすすめグッズを紹介しておきます。
水遊びグッズ
夏のお外遊びには、水遊びグッズが欠かせませんよね。プールやじょうろ、バケツがあれば、水に触れてひんやり気持ちいい!全身で水遊びを楽しめます。準備や片付けが簡単なウォーターテーブルもおすすめです。
ボール・フリスビー
ボールやフリスビーは、投げる、蹴る、追いかけるなど、全身運動につながる万能アイテム。親子で一緒に体を動かせば、運動能力がUPするだけでなく、親子の絆も深まりますよ。
砂場遊びセット
スコップやバケツ、型抜きなどがあれば、砂遊びがもっと楽しくなります。山を作ったり、トンネルを掘ったり、お城を作ったり、お子さんの想像力がどんどん膨らみます。砂の感触を楽しみながら、色々な遊びに挑戦してみてくださいね。
まとめ
この記事では、2歳児との外遊びのメリットや、庭、公園、自然の中で楽しめる様々な遊びをご紹介しました。外遊びは、子どもの成長にとって欠かせない要素がたくさん詰まっています。ぜひ、この記事を参考に、お子さんと一緒に外遊びを思いっきり楽しんでくださいね。
連携施設の「旭川ふたば幼稚園」では
月に一度就園前のお子様を対象にした園開放を行っています!
連携施設の旭川ふたば幼稚園では月に一度就園前のお子様を対象にした園開放事業として「ふたばっこらんど」を開催しています。
対象は、幼稚園に入園していないお子様で、年齢制限はありません。
園庭遊びやごっこ遊び、製作など日程によって体験できる内容が異なるため、興味のある内容がございましたらお気軽にご参加ください。
ポイント①こだわりすぎた園庭
ポイント②室内遊具も工夫がたくさん
遊具がいっぱいの園庭・ホールで自由に遊んだり、その時に流行っているもの、参加者に合わせた遊びをします。
園庭、室内、教室など幼稚園内を自由に遊べますよ。
ご参加、お待ちしております
園開放について※旭川ふたば幼稚園のウインドウが開きます