学校法人旭川中央学園 旭川ふたば幼稚園学校法人旭川中央学園小規模保育園ふたばの庭

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2歳児向けのボール遊びを紹介!遊びの効果や使用するボールの選び方も解説

2歳児向けのボール遊びを紹介!遊びの効果や使用するボールの選び方も解説

2歳のお子さんとボール遊びをしたいと考えている保護者の方もいるでしょう。しかし、お子さんが小さいうちはできることに限りがあるので、どのように遊んだらいいのかと悩むことも少なくありません。

そこで今回は、北海道旭川市豊岡にある小規模保育園「ふたばの庭」の保育士が2歳児と楽しめるボール遊びを室内・屋外別に紹介します。また、ボール遊びで得られる効果や遊ぶときに使うボールの選び方も確認しておきましょう。

ボール遊びをすること期待できる子どもへの効果

子どもがボール遊びをすることで、以下のような効果が期待できると言われています。

  • 反射神経を鍛えられる
  • コミュニケーション能力が育む
  • 体力がつく
  • 空間認知能力が身につく

ボール遊びでは、ボールの動きに合わせて身体を動かすことになるため、反射神経を伸ばすことが期待できます。反射神経を鍛えることはスポーツをするとき以外にも、ケガから身を守る力にもつながるようです。

また、ボール遊びは一人ではなく複数人で遊ぶことが多いです。ママやパパ、お友達と一緒に遊んだりをする中で、コミュニケーションを育んでいけるようになると言われています。

ボール遊びでは、ボールを追いかけたり、投げたり、蹴ったりと全身を使って運動を行います。一定時間集中してボールで遊ぶことで、体力がつくようになるでしょう。

そして、空間認知能力が身につくのもボール遊びならではの効果といえます。ボールがどこに転がっていくか、どこに投げたら相手に届くかといった空間を認識する必要があるので、遊びを通して、空間認知能力を育めるでしょう。

2歳児と遊ぶときに使うボールの選び方のポイント

2歳児と遊ぶときに使うボールの選び方のポイント

2歳児とボール遊びをするときは、子どもの安全や楽しさを重視し、年齢に合ったボールを選ぶようにしましょう。ここでは、ボールの選び方のポイントを紹介します。

柔らかさのあるもの

2歳の子どもは、まだボールを強く蹴ったり投げたりする力が少ないです。硬いボールだと怪我をするおそれがあるので、顔に当たっても痛くない柔らかいボールを選びましょう。

たとえば、ウレタン製やスポンジボール、布製のソフトボールなどがおすすめです。特にスポンジボールは軽く、当たっても痛くないので室内外問わず使うことができますよ。

軽さのあるもの

軽いボールを選ぶと、子どもが簡単に投げたり蹴ったりできるでしょう。重すぎるボールだと、2歳の子どもの体力や腕力では扱いにくく、楽しく遊べないことがあります。

たとえば、ビニールボールや風船ボール、ビーチボールなどを使うとよさそうです。これらのボールは空気で膨らませるタイプが多く、軽量なので小さな子どもでも扱いやすいでしょう。

持ちやすい大きさのもの

2歳の子どもの小さな手でも、持ちやすいサイズのボールを選びましょう。小さすぎると掴みにくく、大きすぎると投げたり蹴ったりするのが難しくなってしまうからです。

2歳の子どもであれば、直径15~20cmくらいのボールだと扱いやすいでしょう。仮に少し大きめでも軽い素材のボールなら、両手で持つことができるかもしれません。

カラフルで視認性のあるもの

2歳児はカラフルなものに興味を引かれやすい傾向にあるので、視認性のよい明るい色のボールを選ぶとよいでしょう。カラフルなものだと、ボールの位置を見つけやすいです。

たとえば、赤や青、黄色などの原色を使ったもの、もしくはキャラクターのデザインが入ったものだと子どもに興味を持って遊んでもらえるかもしれません。

2歳児と楽しめる!室内向けボール遊び5選

2歳児と楽しめる!室内向けボール遊び5選

ボール遊びの効果やボールの選び方がわかったところで、2歳児と楽しめる室内向けのボール遊びのアイデアを紹介します。

1、ボールを転がしてキャッチするだけ「転がしキャッチボール」

親子で、床に向かい合って座ります。ボールを床に転がして、お互いにキャッチするという遊びです。2歳の子どもでもボールをうまくキャッチできるように、最初はゆっくり転がして、距離も近めで行うようにしましょう。

2、バケツに向かってボールを投げる「バケツインボール」

遊びに使うボールが入るくらいの大きさのバケツや箱を用意し、大人がそれを持ちます。少し離れた位置から子どもにボールを投げてもらい、バケツに入れるという遊びです。この遊びも最初は近い距離から始めて、慣れてきたら少しずつ距離を伸ばしてみましょう。

3、ボールを転がしてゴールを目指す「ボール転がし競争」

床に本や積み木、ブロックなどを並べて簡単なコースを作り、ボールをそのコースに沿って転がすという遊びです。親子でどちらが早くゴールまで転がせるかを競います。身体の大きさを考慮して、親は少しスピードを落として遊ぶようにしましょう。

4、ボールを投げてタワーを倒す「ボールでタワー倒し」

あらかじめ小さなブロックや積み木でタワーを作り、少し離れた場所からボールを投げてタワーを倒す遊びです。イメージとしては、ボウリング遊びに近いかもしれませんね。おもちゃ用のボウリングのピンがあるなら、そちらで代用してもよさそうです。

5、ふわふわ動く風船を思いっきりパンチ「風船ボールパンチ」

風船をボール代わりに使い、親が風船を投げて、子どもがそれを手でパンチするという遊びです。風船は動きがゆっくりなので、2歳の子どもでも簡単に追いかけたり手で触れたりできますよ。

2歳児と楽しめる!屋外向けボール遊び5選

2歳児と楽しめる!屋外向けボール遊び5選

続いては、2歳児と楽しめる屋外向けのボール遊びのアイデアを紹介します。

1、転がしたボールを追いかける「ボール追いかけっこ」

親が軽くボールを転がし、子どもにそれを追いかけてもらうという遊びです。ボールが止まったらまた転がして、子どもが拾いに行きます。広い場所で行うと、走り回る楽しさも加わるでしょう。

2、ボールを蹴ってゴールを目指す「サッカーゴールチャレンジ」

親が簡単なゴールを設定し、子どもがボールを蹴ってゴールを目指すという遊びです。ゴールは公園なら木や遊具の間、自宅の庭なら庭にあるアイテムを使って設定するとよいでしょう。最初はゴールを広く設定し、子どもがうまく蹴り込めるようにサポートしましょう。

3、隠したボールを探し出す「ボールでかくれんぼ」

親がボールをどこかに隠し、子どもがそれを探しに行くという遊びです。ベンチの後ろ、木の陰などの簡単な場所に隠し、子どもが見つけたら褒めてあげましょう。隠す場所を少しずつ難しくしていくと、探す楽しさが増しますよ。

4、親子でボールパスに挑戦「ボールパス」

子どもがボールを蹴って、親にパスをするという遊びです。親にパスが届いたら、今度は親が子どもに向かってボールを蹴ります。ボールは柔らかいものを使い、最初は短い距離から始めて徐々に距離を広げていくようにしましょう。

5、上に投げたボールを掴む「ボール投げキャッチ」

親がボールを上に向かって放り投げ、子どもがそれをキャッチするという遊びです。最初は親がゆっくり投げて、簡単にキャッチできるようにし、少しずつ難易度を上げていくとさらに楽しめるでしょう。

まとめ

今回は、2歳のお子さん向けのボール遊びのアイデアを室内・屋外別にご紹介しました。どれも比較的簡単に遊べるものばかりなので、お子さんと一緒に遊んでみてはいかがでしょうか。

「ふたばの庭」は、北海道旭川市豊岡にある小規模保育園です。私たちの強みは、第2の家のような感覚で子どもたちに安心感を提供できる環境や関わりがあることです。

発達に合わせた遊びこめるこだわりの園庭が自慢です。保育園見学も受け付けているので、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。

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連携施設の旭川ふたば幼稚園では月に一度就園前のお子さんを対象にした園開放事業として「ふたばっこらんど」を開催しています。対象は、幼稚園に入園していないお子様で、年齢制限はありません。

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