自宅にある不要なダンボールを使って、子どもと一緒にダンボール遊びをしたいと考えている保護者の方もいるでしょう。そうはいっても子どもはまだ2歳なので、どうやって遊んだらいいのかわからない人もいるかもしれません。

そこで今回は、北海道旭川市豊岡にある小規模保育園「ふたばの庭」の保育士が2歳児とのダンボール遊びのアイデアを紹介します。たくさんの遊び方を知って、お子さんと楽しい時間を過ごしましょう。

1、キャンバスに見立てて自由にお絵描き「ダンボールアートキャンバス」

ダンボールの平らな面を活用して大きなキャンバスに見立て、お子さんと一緒に自由に絵を描いていきましょう。

クレヨンや水性ペンを使ったり、手形や足形スタンプをしたりすれば、親子でオリジナルのアート作品を作ることができますよ。ダンボールは画用紙よりも丈夫で厚みがあり、筆圧が強くても破れにくいので安心して遊べるでしょう。

遊ぶときの注意点としては、床に新聞紙やブルーシートなどを敷いて、汚れないような対策を講じることが大切です。また、絵の具を使って絵を描く場合はエプロンや汚れてもいい服装で遊ぶようにしましょう。

2、小さめのダンボールを使った楽器作り「ダンボールマラカス」

2歳のお子さんが両手で持てるくらいの小さなダンボール箱を使って、ダンボールマラカスを作りましょう。

ダンボールの中に小石やビー玉を入れて閉じると、小さなダンボールが音の鳴るマラカスに大変身します。振るだけで音が鳴るので、音に合わせて一緒に歌ったり踊ったりすることで、リズム遊びも楽しめるでしょう。

ただダンボールの中に音の出るものを入れるだけではもったいないので、自分だけのダンボールマラカスにするためにシールを貼ったり、絵を描いたりするのもよさそうです。

なお、ダンボールの中に入れる小石やビー玉は大きさに注意し、お子さんが誤飲しないように必ず蓋をテープでしっかりと閉じておきましょう。

3、ピザ屋さんになった気分「ダンボールピザ」

丸や三角などのピザの形に切ったダンボールに、フェルトや紙、シールなどを使ってトッピングし、お子さんと一緒にピザ屋さんごっこを楽しむのもよいかもしれません。

また、小さなダンボールをオーブンに見立て、ピザを中に入れて焼いたり、取り出したりする動作を再現するとピザ屋さん感が増すでしょう。リアルさを増すために、オーブンに見立てたダンボールに温度ダイヤルやボタンを描くのもよさそうです。

オーブンにピザを入れて焼き上げたあと、お客さん役の保護者に届けることでごっこ遊びができますよ。

ダンボールをピザの形にカットするときは、角が鋭くならないように注意して切るようにしてくださいね。

4、刀を作って斬り合いに挑戦「ダンボールチャンバラ」

ダンボールを使って、簡単な刀を作り、親子でダンボールチャンバラをするのもよさそうです。

刀は細長くカットしたダンボールを何枚か重ねて、ガムテープで固定するだけで完成します。刀の持ち手部分にテープや布を巻いて滑りにくくすると、お子さんでも持ちやすいでしょう。また、刀の先を丸く切るとより安全に遊べます。

遊ぶときには周囲に壊れやすいものや危険なものがないかをしっかりと確認しましょう。また、強く叩かない、顔を狙わないなどのルールを先に決めておくことも大切です。

5、ごっこ遊びにも使えるダンボールのお家「ダンボールハウス」

大きなダンボールを使って、お子さんが入れるサイズのお家を作って遊ぶという方法もあります。

最初に入り口（ドア）や窓となる部分をカッターで切り抜き、家に見えるようにしましょう。クレヨンやマーカーなどでお子さんと一緒に外観を飾り、シールでデコレーションするとさらに楽しくなるかもしれませんね。

また、子どもが中に入り、ぬいぐるみやおもちゃなどを活用すればごっこ遊びに発展させることもできますよ。

注意点としては、カッターでドアや窓を作るときは角が鋭くならないように注意してください。角を丸くする、もしくはマスキングテープで保護すると、遊んでいるときにケガをする確立が減るでしょう。

6、ダンボールの中をハイハイしてくぐる「ダンボールトンネル」

長めのダンボールや複数のダンボールを使い、ガムテープでつなげてトンネルを作るという遊びもおすすめです。

お子さん本人がトンネルの中をくぐって遊ぶことができるのはもちろん、ぬいぐるみや車のおもちゃを中に通したりして遊ぶといったこともできます。長さを変えれば、難易度も調整できるでしょう。

遊んでいるときにダンボールトンネルが崩れてしまうと危ないので、強度を保つためにもダンボール同士をガムテープなどでしっかりと固定するようにしましょう。

7、手軽に運転手さん気分を味わえる「ダンボール電車」

お子さんの下半身が入るくらいのサイズのダンボールを使い、ダンボール電車を作って遊ぶのもいいかもしれません。

ダンボールの底を切り抜いて、子どもが電車として運転できるようにします。箱の外側にクレヨンや油性ペンで窓やライト、タイヤなどを描くと電車っぽく見えるでしょう。さらにヒモを付けて肩にかけられるようにすると、電車のように持ち運べるようになりますよ。

ヒモが長すぎるとお子さんが電車をうまく運ぶことができないかもしれないので、お子さんの身長に合わせて調整してあげてくださいね。

まとめ

今回は、2歳のお子さん向けのダンボール遊びのアイデアをご紹介しました。どれもお子さんと楽しめる遊びですが、ダンボールを切る作業は2歳のお子さんには難しいので保護者が行ってくださいね。

「ふたばの庭」は、北海道旭川市豊岡にある小規模保育園です。私たちの強みは、第2の家のような感覚で子どもたちに安心感を提供できる環境や関わりがあることです。

発達に合わせた遊びこめるこだわりの園庭が自慢です。保育園見学も受け付けているので、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。

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連携施設の旭川ふたば幼稚園では月に一度就園前のお子さんを対象にした園開放事業として「ふたばっこらんど」を開催しています。対象は、幼稚園に入園していないお子様で、年齢制限はありません。

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