
手遊びとは、歌詞に合わせて歌いながら手や指を動かして楽しむ遊びのことです。0歳児のお子さんと一緒に遊ぶために、手遊び歌を探している親御さんもいるのではないでしょうか。
そこで今回は、北海道旭川市豊岡にある小規模保育園「ふたばの庭」の保育士が、0歳児向けの手遊びをご紹介します。また、遊びの効果やメリット、楽しむためのポイントも一緒に確認しておきましょう。
目次
【0歳児】手遊びで期待できる効果やメリット
手遊びのアイデアを確認する前に、まずは手遊びをすることで期待できる効果やメリットを確認しておきましょう。
手先の器用さを育める
0歳児にとって手遊びは、指先を使うよい練習の場です。たとえば、指を開いたり閉じたりする動作や、特定の形を作る動きは、細かい筋肉の発達を促進してくれる効果が期待できます。
手先の器用さが育つことで、将来の食事やおもちゃの操作といった日常生活スキルの基礎が身につくようになるでしょう。また、親子で一緒に行うことで、安心感と楽しい経験を通じて学びが深まる可能性があります。
リズム感覚を養うことができる
手遊びに歌や音楽が組み合わさることで、子どもは自然にリズムを感じ取る機会を得られるようになります。テンポに合わせて手を動かすことで、耳で感じた音を身体の動きに変える練習ができるようになるでしょう。
幼少期に身につけたリズム感は言葉の習得や、ダンス・スポーツといった活動にも役立つため、幼い頃から養うことで豊かな感性が育まれていくことが期待できます。
想像力が身についていく
手遊びには動物や物語の要素が取り入れられていることが多いので、子どもの想像力を刺激してくれます。
たとえば、「さかながはねて」といった手遊びでは、動きに合わせて情景をイメージする力が育っていくことが期待できるでしょう。この想像力は、将来の創造的な活動や、物事を考える力の土台となる可能性があります。
身体のあらゆる部位の動かし方を学べる
手遊びの中には、手や指だけでなく、身体全体を使った動きを取り入れたものもあります。たとえば、「頭をさわって」「足をトントンして」などの指示を伴う遊びを通じて、身体の部位を認識する力が育まれていくようです。
これにより、子どもは自分の身体をコントロールする力を少しずつ身につけるようになるため、運動能力の発達につながることが期待できます。
親子間のコミュニケーションが深まる
手遊びは、親子で触れ合いながら楽しむことができる貴重な時間となるでしょう。たとえば、手をつなぐ、目を合わせる、声をかけ合うといった動作を通じて、親子の信頼関係が深まっていく可能性があります。
特に0歳児は、言葉ではなく身体や声のトーンでコミュニケーションを取ることが多いため、手遊びは親の愛情を直接感じられる絶好の機会です。また、楽しい体験を共有することで、親子の絆が強まり、子どもの情緒の安定にもつながるかもしれません。
【0歳児】手遊びを楽しむためのポイント

0歳児と手遊びを楽しむには、一体どうすればいいのでしょうか。ここでは、お子さんと楽しい時間を過ごすためのポイントをご紹介します。
ゆっくりとわかりやすい動きで進める
0歳児はまだ視覚や動作の発達が未熟です。動きはゆっくり大きめにし、赤ちゃんが動きをしっかり見て真似しやすいようにしましょう。たとえば、視界に入りやすい位置で指を1本ずつ動かしたり、手を叩いたりするなど、赤ちゃんが集中しやすい工夫をすることが大切です。
笑顔と声を意識する
親の笑顔や優しい声は、赤ちゃんにとって大きな安心材料です。楽しそうに歌ったり動いたりする親の姿を見ることで、赤ちゃんも自然と興味を持ち、笑顔になれるでしょう。親のテンションが子どもに伝わるので、リラックスしながら遊んでみてくださいね。
短い時間から始める
赤ちゃんの集中力は長く続きません。最初は1~2分程度の短い時間から始め、赤ちゃんが飽きたらすぐにやめるようにしましょう。無理に続けると嫌がることがあるため、「楽しい」と感じられる範囲で行うのがポイントです。
身体の触れ合いを大切にする
手遊びは親子のスキンシップにも最適です。赤ちゃんの手を優しく握ったり、頬に触れる動きを取り入れたりすることで、親の愛情を感じられる時間になるでしょう。このような触れ合いが、赤ちゃんの情緒の安定や信頼関係の構築につながる可能性があります。
【0歳児】手遊びのアイデア5選
0歳児との手遊びは、親子の触れ合いを楽しみながら赤ちゃんの成長をサポートできる活動です。指や体を動かす簡単な遊びは、赤ちゃんのリズム感や手先の器用さを育むのに役立つでしょう。ここでは、0歳児にぴったりの手遊びをご紹介します
1、いないいないばあ
顔を隠して「いないいない…ばあ!」と言う定番の手遊びです。赤ちゃんは親の顔が隠れたり現れたりする様子をじっと見つめ、現れた瞬間の表情に喜ぶ姿を見せるでしょう。
親の笑顔が赤ちゃんの安心感や信頼感を育み、情緒の安定にもつながります。簡単でどこでもできるので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
2、いとまき
「いとまきまき、いとまきまき…」と歌いながら、両手をクルクル回すような動きをします。「トントントン」と歌詞が進む部分では、赤ちゃんの身体を軽くタッチしてリズムを取りましょう。
最後に「できた~!」と言いながら、大きな動作で手を広げたり、赤ちゃんを抱き上げたりして楽しい雰囲気を作ります。赤ちゃんが喜ぶ明るい声とリズミカルな動きがポイントです。
3、ちょうちょう
「ちょうちょう ちょうちょう なのはにとまれ~」と歌いながら、両手を広げて蝶のように動かします。赤ちゃんの顔の前で優しく手を動かしたり、空を飛ぶように手を揺らしたりすると、視覚的な刺激を与えられるでしょう。
赤ちゃんの手を取って一緒に蝶の動きを真似すると、さらに楽しくなりますよ。歌詞に合わせて動きを変えることで、赤ちゃんがリズムを感じやすくなるでしょう。
4、きらきらぼし
「きらきらひかる~」と歌いながら、手をパーに開いたり閉じたりして星を表現しましょう。次に「おそらのほしよ~」の部分では、手を大きく広げて空全体をイメージさせるような動きをします。
赤ちゃんがまだ動きを真似できない場合は、手を優しく握りながら一緒に動かしてもよいでしょう。
5、さかながはねて
「さかながはねて ぴょーん」の部分では、声色を変えたり、振りつけを大きくしたりするようにしましょう。
歌に合わせて赤ちゃんの指先を左右に振ったり、両手を頭にのせてトントンと軽くたたいたりするのがポイントです。
【0歳児】手遊びを楽しむときの注意点

0歳児との手遊びは楽しい時間ですが、赤ちゃんの発達段階や安全面に配慮することが大切です。これから紹介する注意点を押さえて、手遊びを楽しみましょう。
赤ちゃんの体調や機嫌を優先する
赤ちゃんが疲れていたり、眠かったりするときは無理に手遊びをしないようにしましょう。赤ちゃんの体調や機嫌を観察し、リラックスしているタイミングで行うと、より楽しい時間が過ごせます。
静かな環境で行う
赤ちゃんが周囲の刺激に影響を受けやすい場合、テレビの音や大きな声が混ざると集中できなくなります。静かで安心できる環境を整えることで、赤ちゃんが手遊びに集中しやすくなるでしょう。
無理に動かさない
赤ちゃんの関節や筋肉はまだ柔らかく未発達です。手や腕を引っ張りすぎたり、不自然に曲げたりしないよう注意しましょう。赤ちゃん自身の動きを尊重し、優しく誘導することが大切です。
誤飲や危険物に注意する
手遊びに小物やおもちゃを取り入れる場合は、誤飲やケガにつながらないよう安全性を確認するようにしてください。特に0歳児は物を口に入れることが多いので、小さい部品や鋭利なものは避けるようにしましょう。
まとめ
今回は、0歳児向けの手遊びを紹介しました。
「ふたばの庭」は、北海道旭川市豊岡にある小規模保育園です。私たちの強みは、第2の家のような感覚で子どもたちに安心感を提供できる環境や関わりがあることです。
発達に合わせた遊びこめるこだわりの園庭が自慢です。保育園見学も受け付けているので、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。
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