
0歳児のお子さんがいて、月齢に適した遊びを取り入れ、発達を促すサポートをしたいと考えている親御さんもいるのではないでしょうか。特に0歳児は、月齢などによって発達の差が大きい時期でもあるので、その子の月齢に適した遊びをするのがよいとされているようです。
今回は、北海道旭川市豊岡にある小規模保育園「ふたばの庭」の保育士が、0歳の室内遊びとして月齢別の遊びのアイデアを詳しく解説します。お子さんの月齢別に適した遊びのアイデアを知りたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
生後0〜5ヶ月の0歳児におすすめの室内遊び

まずは、生まれて間もない生後0〜5ヶ月の0歳児の発達の目安や遊び方のポイントを確認しておきましょう。その上で、月齢に適した遊びを取り入れることが大切です。
生後0〜5ヶ月の赤ちゃんの発達の目安
生後0〜5ヶ月の赤ちゃんは、外界への興味が少しずつ芽生え始める時期です。最初は視覚や聴覚が中心に発達し、次第に手足を動かしたり、親の声に反応したりするようになります。視力はまだはっきりしていませんが、少しずつ目の前にある動くものを追う力が育ってくるでしょう。
耳も敏感になり、優しい声や音楽に反応することが増えていきます。身体の発達としては、手足を活発に動かし、寝返りの準備を始める赤ちゃんもいるようです。また、徐々に首が座ってくるなど、筋力の発達も見られます。
生後0〜5ヶ月の赤ちゃんとの遊び方のポイント
生後0〜5ヶ月の赤ちゃんと遊ぶ際には、五感を優しく刺激しながら、無理のない範囲で楽しむことが重要です。赤ちゃんはまだ体力が少ないため、長時間の遊びや強い刺激は避けましょう。親の顔や声に特に安心感を抱く時期でもあるため、積極的に話しかけたり、アイコンタクトを取ったりすることが赤ちゃんの心の発達にもつながる可能性があります。
また、視覚や聴覚を使った遊びを取り入れることで、感覚器官の発達を促すことができるかもしれません。触覚も重要なので、赤ちゃんの身体に優しく触れるようなスキンシップも積極的に取り入れるとよいでしょう。
生後0〜5ヶ月の赤ちゃんにおすすめの遊びのアイデア
発達の目安や遊び方のポイントがわかったところで、生後0〜5ヶ月の赤ちゃんにおすすめの遊びのアイデアをご紹介します。
モビールを使った視覚遊び
ベビーベッドやプレイマットの上にモビールを吊るし、赤ちゃんの目の高さに合わせてゆっくり動かしましょう。動くモビールを目で追うことで、赤ちゃんの視覚や集中力が育まれます。
特に生後1〜2ヶ月の赤ちゃんには、白黒やコントラストの強いモビールが効果的でしょう。生後3〜4ヶ月以降は、カラフルなデザインに興味を示し始めるので、徐々に色鮮やかなモビールに変えるのもおすすめです。
ガラガラで音を楽しむ遊び
赤ちゃんの耳元でガラガラを軽く振って、聴覚を刺激します。たとえば、ガラガラを赤ちゃんの左右にゆっくり動かし、音がする方向に顔を向けるように誘導してみましょう。
音に反応して笑ったり、身体を動かす様子が見られるようになります。親が声を掛けながら音を聞かせると、さらに安心感が深まるかもしれませんよ。
生後6〜8ヶ月の0歳児におすすめの室内遊び

生後6〜8ヶ月になると、赤ちゃんの運動能力がぐんと伸び始めます。赤ちゃんの発達の特徴を理解したうえで、赤ちゃんの好奇心や成長を促す遊びを取り入れましょう。
生後6〜8ヶ月の赤ちゃんの発達の目安
生後6〜8ヶ月の赤ちゃんは、視覚や聴覚の発達に加え、手足の運動能力が大きく伸び始める時期でもあります。お座りができるようになる赤ちゃんも多く、周囲を眺めたり、手を伸ばして物を掴んだりすることに興味を示すようになるでしょう。
色鮮やかなものや音が出るおもちゃに対して特に関心を持つようになり、寝返りやハイハイをする赤ちゃんも増えてくることも珍しくありません。また、親の表情を読み取ったり、名前を呼ばれると反応したりするなど、コミュニケーション能力も発達していくでしょう。
生後6〜8ヶ月の赤ちゃんとの遊び方のポイント
生後6〜8ヶ月になると、赤ちゃんは身体を使った動きや自分で物を操作することを楽しむようになります。このため、遊びには赤ちゃんが自由に動けるスペースや興味を引き出すおもちゃを取り入れることが大切です。
また、親との触れ合いや声掛けが赤ちゃんの安心感や社会性の発達に大きな役割を果たすこともあります。そのため、指先を使う遊びや物を掴む練習を取り入れることで、手の器用さを促進できるでしょう。
生後6〜8ヶ月の赤ちゃんにおすすめの遊びのアイデア
発達の目安や遊び方のポイントがわかったところで、生後6〜8ヶ月の赤ちゃんにおすすめの遊びのアイデアをご紹介します。
いないいないばあをする遊び
「いないいないばあ」を繰り返す遊びは、古くから赤ちゃんとの交流遊びとして親しまれている遊びです。親が手で顔を隠して「いないいない…」と言い、手を外して「ばあ!」と笑顔を見せると、赤ちゃんも嬉しそうに反応することがあります。
同じことを繰り返す遊びを通じて、赤ちゃんは行動のパターンや因果関係に気づくようになるでしょう。このような経験は、赤ちゃんの注意力や認知能力を育てる助けとなる可能性があります。
つかむ練習を促すおもちゃ遊び
手に持ちやすいサイズの柔らかいおもちゃやガラガラを準備し、赤ちゃんの手に渡します。最初は親が赤ちゃんの手におもちゃを乗せるところから始めましょう。
慣れてくると、赤ちゃん自身が手を伸ばしてつかむ動きを始めるはずです。音が鳴るおもちゃや、カラフルで目を引くデザインのものは、さらに興味を引きやすい傾向にあるのでおすすめです。
生後9〜10ヶ月の0歳児におすすめの室内遊び

生後9〜10ヶ月になると、赤ちゃんの動きがさらに活発になり、ハイハイやつかまり立ちなどの動きが見られるようになります。この時期には、赤ちゃんの成長を支えるために、運動能力や社会性を伸ばす遊びを意識して取り入れましょう。
生後9〜10ヶ月の赤ちゃんの発達の目安
生後9〜10ヶ月の赤ちゃんは、ハイハイやつかまり立ちを通じて行動範囲が広がる時期でもあります。また、指先で小さな物をつまむことができるなど、手先の器用さも発達してくるでしょう。
親や周囲の人の言葉や動きを模倣し始めることも多く、簡単な言葉に反応する姿が見られるようになります。社会性が育つ時期でもあるので、親子のコミュニケーションがますます重要となるでしょう。
生後9〜10ヶ月の赤ちゃんとの遊び方のポイント
生後9〜10ヶ月の赤ちゃんと遊ぶ際には、身体を使った活発な遊びや模倣を通じたコミュニケーションを意識することが大切です。この時期、赤ちゃんはハイハイやつかまり立ち、つたい歩きなど、運動能力が発達するため、広いスペースや安全な環境を整えて自由に動けるようにしましょう。
また、赤ちゃんは親の表情や動きを真似することを楽しむようになります。そのため、親が一緒に動作を見せたり、簡単な言葉で話しかけたりすることで、赤ちゃんの模倣意欲を引き出せるかもしれません。「バイバイ」「ちょうだい」などのジェスチャーを交えたコミュニケーションを取り入れるのもよいでしょう。
生後9〜10ヶ月の赤ちゃんにおすすめの遊びのアイデア
発達の目安や遊び方のポイントがわかったところで、生後9〜10ヶ月の赤ちゃんにおすすめの遊びのアイデアをご紹介します。
積み木を積んだり崩したりする遊び
生後9〜10ヶ月の赤ちゃんが握りやすいサイズの大きめの積み木を使って遊びます。親が積み上げる様子を見せると、赤ちゃんも真似をしてブロックを掴み、自分で積もうと挑戦する行動が見られるでしょう。
また、積み木を積むのではなく崩す行為も、新しい感覚や発見につながる体験となる可能性があります。積み木が崩れるときの音や視覚的な変化に驚きながらも興味を持ち、何度も繰り返すことで「自分の行動が結果を生む」という因果関係を学ぶことができるでしょう。
トンネルくぐりでハイハイを楽しむ遊び
ダンボールや家の中の家具を使ってトンネルを作り、赤ちゃんがハイハイで通り抜ける遊びを取り入れましょう。
親がトンネルの向こう側から手を振ったり、赤ちゃんが好きなおもちゃを置いて誘導したりすることで、赤ちゃんは楽しくハイハイをしながら遊べます。この遊びは運動能力を高めるだけでなく、達成感を感じられる経験につながるかもしれません。
生後11〜12ヶ月の0歳児におすすめの室内遊び

1歳を迎える直前の生後11〜12ヶ月になると、赤ちゃんはさらに自立した動きを見せ始めるようです。赤ちゃんの発達をさらに促すために、運動能力や社会性、認知能力をサポートする遊びを取り入れましょう。
生後11〜12ヶ月の赤ちゃんの発達の目安
生後11〜12ヶ月の赤ちゃんは、歩行を始めたり、一人で遊ぶ時間が増えたりすることで、自己主張が見られるようになります。
さらに、簡単な言葉を発したり、親の指示に応じて動いたりする姿が見られることも増えるようになる時期です。また、積み木を重ねる、絵本のページをめくるなど、指先の細かい動きも発達してくるでしょう。
生後11〜12ヶ月の赤ちゃんとの遊び方のポイント
生後11〜12ヶ月の赤ちゃんと遊ぶ際には、挑戦的な動きを含んだ遊びを取り入れることが大切です。この時期には、一人立ちや伝い歩き、歩行の練習が始まる赤ちゃんも多いため、身体全体を使った運動遊びを積極的にサポートしましょう。
また、言葉の理解力や発語が進む時期でもあるため、簡単な言葉のやり取りや名前を呼ぶ声掛けを行うことで、赤ちゃんとのコミュニケーションを深めることができます。絵本を読み聞かせたり、音の出るおもちゃを使った遊びを取り入れたりすることで、言語能力や聴覚の発達をサポートできるでしょう。
生後11〜12ヶ月の赤ちゃんにおすすめの遊びのアイデア
発達の目安や遊び方のポイントがわかったところで、生後11〜12ヶ月の赤ちゃんにおすすめの遊びのアイデアをご紹介します。
ボールを使った遊び
赤ちゃんが手や足で転がせる柔らかいボールを使い、転がしたり追いかけたりする遊びを取り入れましょう。
ボールを転がしてキャッチする動作を教えたり、一緒にボールを投げたりすることで、運動能力やバランス感覚が養われます。また、赤ちゃんが自分で動き回るきっかけにもなるでしょう。
絵本を使った読み聞かせと指さし遊び
絵本を使って読み聞かせをする際に、赤ちゃんと一緒にページをめくったり、絵本の中の物を指さして名前を教える遊びをしましょう。
たとえばお話の中に犬が登場したら「ワンワンだね」、りんごが出てきたら「これはりんごだよ」と語りかけることで、赤ちゃんの言葉の理解力や集中力を育むことができます。また、しかけ絵本や音の出る絵本も興味を引きやすいでしょう。
まとめ
今回は、0歳児の室内遊びとして、月例別に適した遊びのアイデアを紹介しました。どれもお子さんの成長を促すものばかりなので、ぜひお子さんの月齢に合わせた遊びを取り入れてみてはいかがでしょうか。
「ふたばの庭」は、北海道旭川市豊岡にある小規模保育園です。私たちの強みは、第2の家のような感覚で子どもたちに安心感を提供できる環境や関わりがあることです。
発達に合わせた遊びこめるこだわりの園庭が自慢です。保育園見学も受け付けているので、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。
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