学校法人旭川中央学園 旭川ふたば幼稚園学校法人旭川中央学園小規模保育園ふたばの庭

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2歳児のお絵かき!絵を描くことで得られる効果とおすすめの遊び方を解説

2歳児のお絵かき!絵を描くことで得られる効果とおすすめの遊び方を解説

2歳のお子さんと一緒にお絵かきを楽しみたいと考えている保護者の方もいるでしょう。この年齢の子どもが描く絵は基本的にシンプルで、なぐり描きやぐるぐるとした線のようなものを描くことが多いです。

年齢的にもまだ手や指の細かい動作をうまくコントロールできないのでできることに限りはありますが、遊び方を工夫するだけで2歳のお子さんとのお絵かきを楽しむことができます。今回は、絵を描くことで得られる効果とおすすめの遊び方などを解説します。

2歳児がお絵かきをすることで得られる効果

2歳児がお絵かきをすることで得られる効果

ここでは、2歳のお子さんがお絵かきをすることで得られる効果を見ていきましょう。

表現力と創造性を育む

お絵かきは、子どもが言葉以外で自分の考えや感情を表現できる活動です。2歳のお子さんは、まだ語彙が十分ではないため、絵を通じて自分の内面的な世界を表現します。たとえば、ぐるぐると描いた線を「ママ」ということがあるように、彼らは自分の想像や感覚を絵に投影しているのです。

この過程を繰り返すことで、子どもは自由に発想し、それを形にする力が育まれていきます。基本的にお絵かきは何を描いてもいいという自由な活動なので、決まった答えがありません。子どもの想像力を無限に広げる助けとなることから、創造性の発展につながることが期待できます。

手先の器用さと集中力を養える

お絵かきは、手を動かして細かい作業を行う活動であり、これは手指の細かな動作のことを指す微細運動を発達させる重要な手段です。クレヨンや鉛筆を持って線を描くことで、子どもは手や指の筋肉を使って細かな動きを学んでいきます。このような動作は、将来的に文字を書いたり、工作をしたりする基礎となることが期待されます。

また、集中して絵を描くことは自然に注意力を高めます。2歳児は短い時間でも、目の前の活動に集中することが求められるため、集中力が少しずつ養われていくでしょう。描きたいものを頭の中でイメージし、それを紙に表現するために努力することで、自然と集中する力が伸びていくことが期待できます。

色や形の認識を深める

お絵かきを通して、子どもは色や形に触れる機会が増えます。たとえば、いろいろなクレヨンを使ううちに、赤や青、緑といった色の違いを学ぶことができます。

また、描いた円や四角などの形を意識することで、形の概念も学習していくでしょう。これにより、色や形に対する認識が深まっていきます。

さらに、お絵かきをしているときに親が「これは青だね」「丸を描いてみよう」などと声かけをすることで、色や形の理解が強化されていくでしょう。お絵かきをすることで、視覚的な認識力が自然と発達していきます。

親子のコミュニケーションを豊かにする

お絵かきは、親子が一緒に楽しめる活動です。子どもが描いた絵を親に見せたり、親が一緒に描いたりすることで、子どもは親とのつながりを感じます。

たとえば、子どもが「これママだよ」と言ったときに、親が「すごい!上手に描けたね」と返答したとしましょう。すると、このやり取りが親子のコミュニケーションを豊かにし、子どもは自分が認められていると感じるため、自己肯定感が育まれていきます。

また、親が「次は何の絵を描く?」といった質問をすることで、子どもはさらに自分の考えを引き出すようになるため、より深いコミュニケーションが生まれるでしょう。このような活動をすることで、親子の絆が深まっていくため、子どもは安心感を得られるようになります。

2歳児とお絵かき遊びをするときの方法

2歳児とお絵かき遊びをするときの方法

お絵かきをすることで得られる効果がわかったところで、ここでは2歳児とお絵かき遊びをするときの方法を紹介します。

描きたいものを自由に描いてもらう

2歳児は、まだ自分の感覚や思考を自由に表現する力が発達している段階です。そのため、大人が「これを描いて」と指示を与えると、子どもの創造性や自由な表現が制限されてしまうこともあります。

しかし、お子さん本人に描きたいものを自由に描いてもらうことで、子どもは自分の内面を表現しやすくなるため、想像力が育まれていくでしょう。自分の好きなものを自由に描いていくという過程で、子どもは自己表現の楽しさを発見するため、創造力が豊かになるでしょう。

描いたものを褒めて共感する

前述したとおり、子どもが描いた絵に対して褒めることは子どもの自己肯定感を高めます。褒めることで子どもは自分の表現が認められたと感じるようになるので、さらに描くことに意欲を持つようになるでしょう。

また、共感の言葉をかけることも大切です。たとえば、「ママはこの色が好き」「楽しそうな絵だね」といった共感を表現することは、子どもにとって安心感を与え、親との絆を深めてくれる効果があります。

さらに絵の意味や意図について質問してあげることで、子どもは自分の表現について考える機会を得るため、コミュニケーション能力も発達することが期待できるでしょう。

お絵かきの時間を一緒に楽しむ

親が子どもと一緒にお絵かきを楽しむことで、子どもはよりリラックスして楽しい時間を過ごすことができるでしょう。

たとえば、親が率先して一緒に描くことで、子どもはお絵かきという活動に対して前向きな感情を持ちやすくなります。親が楽しんでいる姿を見ることで、子どももお絵かきは楽しいものだと感じるようになるため、積極的に取り組むようになってくれるかもしれません。

また、一緒に絵を描くことで、親と子どもの間で自然な対話が生まれます。これにより、子どもは安心感や信頼感を感じるため、親子のコミュニケーションがより深まっていくでしょう。

完成した作品を飾る

子どもの描いた作品を家の中に飾ることは、子どもにとって大きな自信となる可能性があります。自分が描いた作品が目に見える形で評価されることで、子どもは「自分の絵は価値がある」という自己肯定感を持つようになります。これは、将来的な自己表現や挑戦に対する前向きな姿勢を育む基礎となるでしょう。

また、作品を飾るということは親が子どもの努力や成果を認めているというメッセージを無意識に伝えられます。2歳児を含む幼児にとって、親からの肯定的な評価は非常に重要なものなので、作品を飾ることで安心感や信頼感を強めてくれるでしょう。

2歳児でも楽しめる!お絵かきを楽しむ遊びのアイデア

2歳児でも楽しめる!お絵かきを楽しむ遊びのアイデア

2歳児とお絵かき遊びを楽しむなら、年齢的にもシンプルな遊びを取り入れたほうがよいかもしれません。ここでは、2歳児とのお絵かきを楽しむ遊びのアイデアを紹介します。

スタンプや指で描くお絵かき

絵の具やスタンプを使って、手や指を直接使ったお絵かきをするのも楽しいでしょう。指に絵の具をつけて紙の上にスタンプするように描くことで、普段とは違った感触を楽しむことができます。

また、スタンプで形を作ってその周りにクレヨンで絵を描いたり、点を押して模様を作ったりするだけでも、創造的な遊びができるでしょう。

自然のものを使ったお絵かき

葉っぱや小石、枝などの自然のものを使ったお絵かきも楽しいです。たとえば、葉っぱの上にクレヨンでこすり描きをする葉っぱのスタンプや、小石や枝を使って模様を描く遊びなどがあります。

自然に触れながらのお絵かきは子どもの感覚を刺激し、自然と芸術を組み合わせた新しい体験を提供できるでしょう。

シールを使ったコラージュお絵かき

子どもが大好きなシールを使って、絵の一部を作るという遊びもおすすめです。まず、先に紙などにシールを貼ってから、それに合わせて周りをクレヨンなどを使ってお絵かきしていきます。

絵を描くことはもちろんのこと、シールを貼る動作も手指を動かす細かい運動の練習になります。シールとお絵かきを組み合わせることで、より楽しい遊びになるでしょう。

2歳児とお絵かきするときはどんなアイテムを選ぶべき?

2歳児とお絵かきするときはどんなアイテムを選ぶべき?

ここでは、2歳のお子さんとお絵かきをするときに用意すべきアイテムを紹介します。

安全で使いやすいものを選ぶ

2歳児はまだお絵かき道具をうまく使えないことが多く、子どもによっては口に物を入れてしまうおそれもあるため、安全性を最優先にして選ぶようにしましょう。

たとえば、2歳児が誤って口に入れたり肌に触れたりしても安全な素材でできたクレヨンやペンを選ぶのがポイントです。特に安全基準を満たしたマークのある道具を選べば、親も安心して遊ばせることができるでしょう。

また、2歳児の手はまだ小さいので細かい道具を握るのが難しいです。そのため、できるだけ太くて短いものを選ぶとよいでしょう。

いろいろな素材や形状の道具を用意する

クレヨンやペン、絵の具など、さまざまな素材や形状の道具を用意することで、子どもの感覚を多方面から刺激できます。2歳児は、まだ自分の好みや表現方法を模索中のため、さまざまな素材に触れる環境を提供することが大切です。

クレヨンや絵の具など、異なる触感や描き方を体験することで、感覚が豊かに育つでしょう。たとえば、絵の具のなめらかさやクレヨンのざらざら感を通じて、触覚を使った学びが得られるようになります。

また、指で描ける道具やスタンプのような押し型の道具などのさまざまな形状のものを用意することで、手の使い方も多様に発達するため、手先の器用さも養われていくでしょう。

汚れてもいい服装でお絵かきをする

2歳児のお絵かきでは、どうしても手や服が汚れることがあります。しかし、汚れを気にせずのびのびとお絵かきを楽しむことが重要です。そのためには、汚れを気にすることなく遊べる環境を整える必要があります。

子どもが絵の具やクレヨンで自分の手や服を汚してしまうことを心配すると、創造的な遊びに制限がかかってしまいます。汚れても大丈夫な服やエプロンを用意しておくことで、子どもが思いきり遊べるようになるでしょう。

お絵かき専用のスペースを設ける

家の中で汚れても気にならないスペースや新聞紙やビニールシートなどを敷いた安全な場所を準備することで、お絵かきを楽しんだあとの後片付けがラクになります。

これにより、親も子どももストレスなくお絵かきを楽しむことができるので、より創造的な活動に集中できるでしょう。

まとめ

今回は、2歳のお子さん向けのお絵かき遊びの遊び方やアイデアをご紹介しました。2歳のお子さんとお絵かき遊びをするときは、年齢的にできることを考慮したうえで遊ぶことが大切です。

また、2歳児とお絵かきを楽しむためには安全なクレヨンやペンなどを選んだり、汚れてもいい服や場所を確保して環境を整えるなどの配慮をすることも忘れないようにしましょう。

「ふたばの庭」は、北海道旭川市豊岡にある小規模保育園です。私たちの強みは、第2の家のような感覚で子どもたちに安心感を提供できる環境や関わりがあることです。

発達に合わせた遊びこめるこだわりの園庭が自慢です。保育園見学も受け付けているので、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。

まとめ
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連携施設の旭川ふたば幼稚園では月に一度就園前のお子さんを対象にした園開放事業として「ふたばっこらんど」を開催しています。対象は、幼稚園に入園していないお子様で、年齢制限はありません。

園庭遊びやごっこ遊び、製作など日程によって体験できる内容が異なるため、興味のある内容がございましたらお気軽にご参加ください。

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