
カラフルでふわふわと舞い上がったり転がったりする風船。その鮮やかな見た目も相まって、子どもたちに大人気の遊び道具です。
実は、風船遊びは楽しいだけでなく、乳幼児期のお子さまの成長をサポートする効果がたくさんあります。ぜひ室内遊びに取り入れて、お子さまの成長を促しましょう。
今回は、北海道旭川市豊岡にある小規模保育園「ふたばの庭」が、0歳児向けの風船遊びをご紹介します。また、遊びの効果や注意点も一緒に確認しておきましょう。
目次
風船遊びの4つの効果

1、五感の発達を促す
風船の「つるつる」「ふわふわ」とした感触、触れた時の「キュッキュッ」とした音は赤ちゃんの五感の発達を促します。また、繰り返し風船に触れたり叩いたりなどの行動は手や指先の力を養います。
これらは、脳の発達が促されるため、乳児期の赤ちゃんの成長に良い影響を与えてくれます。
2、色彩感覚を養う
カラフルな風船は、赤ちゃんの色彩感覚を養うのにぴったりです。遊びの中で、さまざまな色に触れることで、表現力や感受性が高まり、赤ちゃんの表情も豊かになります。また、資格の発達を促し、色に対する認識力も育まれます。
3、動体視力を養う
カラフルな風船をふくらませて、赤ちゃんの目の前で転がしたり投げたりすると、赤ちゃんは興味を持って目で追いかけます。これが、動体視力を育てるのに役立ちます。
視力が発達途中のねんね期の赤ちゃんも、生後2〜3ヶ月頃には追視を始めるといわれています。風船を顔の近くで動かしてあげると、じーっと目で追ったり、手を伸ばして触ろうとしたりして楽しめますよ!
4、親子のコミュニケーションを増やす
「これは赤い風船だね」「青い風船は小さいよ」など、ママやパパが声をかけながら遊ぶことで、親子のコミュニケーションにもなります。
また、月齢によっては風船に上手く触れない赤ちゃんもいます。その際は、抱っこしながら風船に触らせてあげるなどのスキンシップを取り入れると、赤ちゃんの安心感や信頼感も育める効果が期待できます。
月齢別!0歳児が喜ぶ風船遊びアイデア
赤や青、黄色などカラフルな風船は、0歳児の赤ちゃんも興味津々になること間違いなしです!ここでは、月齢別の風船遊びのアイデアを紹介します。
【生後0ヶ月〜5ヶ月】ゆらゆら風船、さわれるかな?
膨らませた風船に鈴をつけて天井から吊るし、揺らして遊ぶ遊びです。赤ちゃんは風船を目で追ったり、触ろうと手をのばしたり、鈴の音を楽しんだりできます。ときには、夢中になって手足を動かす姿が見られるかもしれません。
抱っこしながら風船に触れさせてあげるのも、スキンシップにもつながるのでおすすめです。
個人差がありますが、生後6ヶ月未満の赤ちゃんは音や光のほうに顔を向けるようになります。機嫌が良いと「あー」「うー」などの喃語が出たり、あやすと笑ったりと、成長するにつれて表情豊かになります。この遊びを通して、視覚や聴覚の発達を促し、親子のコミニュケーションにもつながります。
ポイント
まだ視力が弱い月齢のため、風船は顔から20〜30cmほどの高さにしましょう。色がはっきりしている風船を用意してください。
【生後6ヶ月~8ヶ月】風船ぱーんち
揺れる風船にタッチしたり、掴もうとしたりする遊びです。赤ちゃんが仰向けや座った状態で、紐で吊るした風船を手が届く位置に近づけます。赤ちゃんは、揺れる風船に興味を示し、タッチしたり、掴もうとしたりしながら遊びます。
風船にリボンや紐をつけるのもおすすめ!赤ちゃんの小さな手でも、風船を掴みやすくなります。生後6ヶ月〜8ヶ月の赤ちゃんは、ひとりで座れるようになり、ずりばいやはいはいもできるようになります。この遊びでは、赤ちゃんの運動機能を高められますよ!
【生後9ヶ月・10ヶ月】ふわふわ風船クッション
膨らませた風船を複数用意し、布団用の圧縮袋に敷き詰めて、その上で座ったりハイハイしたりする遊びです。複数の風船を用意すれば重さが分散され、0歳児の体重がかかっても割れにくいクッションとなります。さらに、圧縮袋に入れるので強度も増します。
個人差はありますが、生後9〜10ヶ月の赤ちゃんは、はいはいで移動するのが上手になります。ふわふわした不安定な風船の上で、バランス感覚の発達を養う効果も期待できます。
ポイント
風船が割れたら、新しい風船を追加してください。遊ぶ際は、クッションから落ちないよう注意しましょう。
【生後11ヶ月・12ヶ月】風船ボールチャレンジ
膨らませた風船を追いかけて捕まえたり、ママやパパに届けたりする遊びです。生後11〜12ヶ月頃の赤ちゃんは、はいはいからつかまり立ちができるようになり、慣れてくると伝い歩きを始めます。
自力で移動できる範囲が広がるため、風船を転がして拾ったり、ママやパパとパスし合ったりするなど、体を動かす遊びを取り入れてみましょう。
ポイント
風船の結び目から放射状にビニールテープを巻きつけると、割れにくく弾むようになるのでおすすめです。赤ちゃんが夢中になりすぎて、転んだりぶつかったりしないよう注意しましょう。
風船遊びを楽しむ上での注意点
風船は、柔らかく当たっても痛くないため、0歳児の遊びアイテムにぴったりです。またカラフルな色合いで見ているだけでも大いに楽しめます。ただし、安全に遊ぶためには、いくつかの注意点があります。
誤飲に注意!
好奇心が強い0歳児は、手に持ったものを口に入れてしまうことがよくあります。おもちゃや食べ物を誤って飲み込むと、窒息事故につながる恐れがあるため、風船遊びをする際は以下の点に注意しましょう。
- 膨らませていない風船やしぼんだ風船は、子どもの手の届かない場所に保管する
- 割れた風船やその破片は、すぐに片付ける
- 万が一、口に入れてしまった場合は、驚かせないよう冷静に対処する
- 直径44.5mm以下のものは、3歳未満の子どもには与えない
乳幼児の場合、トイレットペーパーの芯(約39mm)を通るサイズのものは飲み込んでのどに詰まらせる危険があるといわれています。誤飲につながる可能性のあるものは子どもの周囲に置かず、安全に遊べる環境を整えましょう。
破裂音に注意!
風船遊びをする際は、風船が割れないよう配慮が必要です。割れたときの大きな音に驚いて、風船を怖がる子どももいます。さらに、割れた風船の破片が散らばり、誤飲による窒息事故につながる恐れもあるため注意しましょう。
風船遊びの前に、風船が割れる原因になりそうなものは片付けておきましょう。また、風船を膨らませる際に空気を少なめにすると、割れにくくなります。
さらに、膨らませた風船をビニールテープで巻くのもおすすめです。割れないよう工夫をしながら、楽しく風船遊びをしましょう。
子どもの様子をよく観察!
風船遊びの際は、子どもの様子をよく観察することが大切です。0歳児はまだ体力が未熟で、遊びに夢中になるあまり疲れてしまうこともあります。
30分〜1時間を目安に、こまめに休憩を取りながら遊びましょう。また、喉の渇きを訴えることが難しいため、水分補給の時間もしっかり確保することが大切です。
さらに、遊びに夢中になりすぎて、興奮したり転んだりする場合もあります。そのため、風船遊びをする際は、床にクッションマットを敷く、家具の角を保護するなど、安全な環境を整えておきましょう。
0歳の遊びをたくさん紹介している、こちらの記事も合わせてご覧ください。
もっと楽しく!風船遊びをアレンジしよう

風船遊びをアレンジすると、より楽しく学びのある遊びに変化するのでおすすめです。風船遊びのアレンジ方法を紹介しますので、ぜひ子どもの年齢や興味に合わせて、取り入れてみてくださいね。
風船に顔を描いてみよう!
風船に顔を描いて、オリジナル風船を作ってみてはいかがでしょうか。描いたキャラクターでごっこ遊びを楽しんだり、笑った顔・怒った顔を描いて真似したりするのもおすすめです!また、シールでデコレーションすると、手指の運動にもなりますよ!
風船の中に鈴を入れてみよう!
風船の中に鈴を入れると、振ったり転がったりした際に音が鳴り、視覚と聴覚を刺激するおもちゃが作れます。
さらに、風船の中に鈴を3つ奥の方に入れて輪ゴムで縛り、ひっくり返してから膨らますと、音が鳴る「起き上がりバルーン」が完成します!音と動きの両方を楽しめるので、ぜひ試してみてください。
まとめ
今回は、0歳児との室内遊びにぴったりな風船遊びを紹介しました。どれも、親子で楽しめるものばかりです。ぜひ参考にして、赤ちゃんの月齢に合わせた遊びを取り入れてみてはいかがでしょうか。
「ふたばの庭」は、北海道旭川市豊岡にある小規模保育園です。私たちの強みは、第2の家のような感覚で子どもたちに安心感を提供できる環境や関わりがあることです。
発達に合わせた遊びこめるこだわりの園庭が自慢です。保育園見学も受け付けているので、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。
見学予約はこちら連携施設の旭川ふたば幼稚園では月に一度就園前のお子さんを対象にした園開放事業として「ふたばっこらんど」を開催しています。対象は、幼稚園に入園していないお子様で、年齢制限はありません。
園庭遊びやごっこ遊び、製作など日程によって体験できる内容が異なるため、興味のある内容がございましたらお気軽にご参加ください。
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